沈みゆく女

沈みゆく女

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年01月31日
判型:
B6変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784048970266

沈みゆく女

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年01月31日
判型:
B6変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784048970266

降り積もる雪のように静かで美しく、そして残酷なほど切ない、詩的叙情小説

カナダ・ヴァンクーバーの田舎町。河沿いの鄙びたモーテルに勤める主婦レイラを訪ねて、何人もの男たちがやって来る。特別なサービスを求めて--哀しみとセックスが暴いてゆく深い心の暗闇。それはやがて彼 カナダ・ヴァンクーバーの田舎町。河沿いの鄙びたモーテルに勤める主婦レイラを訪ねて、何人もの男たちがやって来る。特別なサービスを求めて--哀しみとセックスが暴いてゆく深い心の暗闇。それはやがて彼

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「沈みゆく女」感想・レビュー
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  • 田舎町にあるモーテルの受付嬢レイラは、夫がいる身ながら部屋代と同じ値段で自分を売っている。ある日、そんな客の一人であるゲイリーに気に入られて逢瀬を重ねるうちに…。7歳の時に死んだ母親と叔父の関係、レイラ 田舎町にあるモーテルの受付嬢レイラは、夫がいる身ながら部屋代と同じ値段で自分を売っている。ある日、そんな客の一人であるゲイリーに気に入られて逢瀬を重ねるうちに…。7歳の時に死んだ母親と叔父の関係、レイラと夫の出会いの話など過去の回想を挟みつつ、空疎な女レイラが堕ちていく姿を眺める。死に直面して水面に顔を出した彼女はそこから這い出すのか、それとも再び沈んでいくのか…。幸せになって欲しいけれど、何がレイラを幸せにするのかまったく知らないことに気付く。 …続きを読む
    アカツキ
    2019年11月17日
    7人がナイス!しています

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