- 著者 白石 一文
- 装丁 多田 和博
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年07月05日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 408
- ISBN:
- 9784048733076
すぐそばの彼方
- 著者 白石 一文
- 装丁 多田 和博
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年07月05日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 408
- ISBN:
- 9784048733076
政界を舞台に、その舞台裏と人間の心の機微を繊細に描く本年度の最高傑作!
雑誌記者を経て大物代議士の父の秘書として働く柴田龍彦。自らが起こした不始末から不遇のな状況に陥った彼に、人生最大の選択ともいえる時が訪れた……。政界を舞台にしたエンタテインメント大作!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「すぐそばの彼方」感想・レビュー
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「すぐそばの彼方」。一見矛盾しているような言葉だが、読めば"なるほど"という感情が湧いてくる。だらしないぼっちゃん息子の物語。何かを手に入れるために何かを犠牲にしなければならない。当たり前の世の中の摂理 …続きを読む2016年03月22日6人がナイス!しています
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舞台は欲望や駆け引きがうずまくリアルな政治の世界となるが、人間の存在意義と本質的な愛の意味を深部にわたり見つめている。 政治の世界については、政権交代の内幕や選挙の実態、政治資金の流れ、取材記者(番記者 …続きを読む2001年08月31日2人がナイス!しています
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監視反対。昔の女が白石の書く男はお前のようにだらし無くて嫌いだと言ってた。なるほどと思う。2012年02月09日1人がナイス!しています
著者紹介
白石 一文(しらいし・かずふみ)
1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文芸春秋に勤務していた2000年、『一瞬の光』を刊行。各紙誌で絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。巧みなストーリーテリングと生きる意味を真摯に問いかける思索的な作風で、現代の日本文学シーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。『不自由な心』『すぐそばの彼方』『私という運命について』『神秘』『愛なんて嘘』『ここは私たちのいない場所』『光のない海』など著作多数。
★デビュー作『一瞬の光』は累計35万部を突破し、WOWOWにてドラマ化された『私という運命について』(主演:永作博美/角川文庫)は累計30万部とそれぞれロングセラーを記録しています。
★デビュー作『一瞬の光』は累計35万部を突破し、WOWOWにてドラマ化された『私という運命について』(主演:永作博美/角川文庫)は累計30万部とそれぞれロングセラーを記録しています。