天の瞳 あすなろ編II

天の瞳 あすなろ編II

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年01月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784048735124

天の瞳 あすなろ編II

  • 著者 灰谷 健次郎
  • 挿画 坪谷 令子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年01月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784048735124

灰谷健次郎のライフワーク最新刊

倫太郎と仲間を描き成長とは何かを問いかける、永遠に読み継がれる灰谷文学の名作。 倫太郎と仲間を描き成長とは何かを問いかける、永遠に読み継がれる灰谷文学の名作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「天の瞳 あすなろ編II」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 倫太郎の年は変わらず。この巻の話の中心は、唯一の家族であったおふみばあさんに先立たれたシュウちゃん。彼はいわゆる知的障害者で、幼い頃から仲良くしていた倫太郎達は、シュウちゃんがこの先どうやって暮らして 倫太郎の年は変わらず。この巻の話の中心は、唯一の家族であったおふみばあさんに先立たれたシュウちゃん。彼はいわゆる知的障害者で、幼い頃から仲良くしていた倫太郎達は、シュウちゃんがこの先どうやって暮らしていくかを一緒に真剣に考えることとなる。学校教育問題以上に難しく繊細な問題だ。それでもシュウちゃんは幸せだと思う。そして、それが幸せであるということが悲しくもある。 …続きを読む
    湖都
    2020年05月21日
    17人がナイス!しています
  • 自分の荷物だけでも背負うのは大変。ましてや、人の荷物は倍重いし、平気で捨てられる。人間誰もがそんな得手勝手さを持っている。それが分かっている人程軽々しく人のためとは言わない。その場限りの同情ならだれに 自分の荷物だけでも背負うのは大変。ましてや、人の荷物は倍重いし、平気で捨てられる。人間誰もがそんな得手勝手さを持っている。それが分かっている人程軽々しく人のためとは言わない。その場限りの同情ならだれにでもできるし、施しは人のためにならないからだ。何かを見つけ、何かをするような好奇心を持たせるのが真の思いやり。考えて、気づかせて、発見させるのが指導者の役割。福祉も教育もものの考え方で違いが出てくる。人と違うところを探すだけではなく、人と同じところを探し、お互いの成長を目標とすることで共生と自立は調和する。 …続きを読む
    Miyoshi Hirotaka
    2013年10月20日
    11人がナイス!しています
  • この主人公みたいな人間関係が出来たら素敵だろうな~ この主人公みたいな人間関係が出来たら素敵だろうな~
    ビーバー
    2013年08月14日
    4人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品