ジュリエット

第8回 日本ホラー小説大賞

ジュリエット

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年07月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784048733052

第8回 日本ホラー小説大賞

ジュリエット

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年07月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784048733052

第8回日本ホラー小説大賞大賞受賞作品!

ゴルフ場跡地の管理の職をえて南の島にやってきた親子3人。島に伝わる“魂抜け”の儀式を偶然目撃してしまった彼らの周りで不思議な出来事が起こり始める……。ホラーの領域を更に広げたと言わしめた大傑作、登場! ゴルフ場跡地の管理の職をえて南の島にやってきた親子3人。島に伝わる“魂抜け”の儀式を偶然目撃してしまった彼らの周りで不思議な出来事が起こり始める……。ホラーの領域を更に広げたと言わしめた大傑作、登場!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ジュリエット」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • これが大賞か…。なんかもう感想これだけでいいんじゃねーかな…と思うぐらい何の印象も残らなかった。妻を失い、友人の連帯保証人となった事で家も失い、中学生の娘と幼い息子と離島の廃ゴルフ場の住み込み管理人とな これが大賞か…。なんかもう感想これだけでいいんじゃねーかな…と思うぐらい何の印象も残らなかった。妻を失い、友人の連帯保証人となった事で家も失い、中学生の娘と幼い息子と離島の廃ゴルフ場の住み込み管理人となった主人公。ある瞬間を目撃したことから、過去に出会った人や生き物の死の思い出が周囲に現れるようになる。ホラーエッセンスのある離島文学作品と思えばまだ読めないことも…いや冗長な描写も、リアリティのない人物描写や台詞も、テーマもオチも構成も褒める所がないからやっぱ無理だ。今日の教訓:連帯保証人にはなっちゃだめ! …続きを読む
    あも
    2017年02月22日
    43人がナイス!しています
  • 広大なゴルフ場管理棟の保全を任され、南の島に移住してきた家族。 島に伝わる「魂抜け」の儀式を偶然目撃してしまい、それ以来、家族の周りで奇妙なことが起こりはじめる。 儀式を行った老人はこう言った 「自分の 広大なゴルフ場管理棟の保全を任され、南の島に移住してきた家族。 島に伝わる「魂抜け」の儀式を偶然目撃してしまい、それ以来、家族の周りで奇妙なことが起こりはじめる。 儀式を行った老人はこう言った 「自分の思い出に食い殺される」と。 家族それぞれの中にいまだ強く残る死者との思い出。病気で亡くなった妻、自殺した同級生、悪戯で殺された仔犬の気配がする。 「シャイニング」のような舞台設定ながら、そこまでホラー感はなし。 美しい文章だが物語そのものは起伏もなく冗長。 本当に良くも悪くもないといった作品だった。 …続きを読む
    ケディーボーイ
    2021年02月21日
    17人がナイス!しています
  • 震災で妻を失い破産した男。娘と息子と共に逃げる様に辿り着いた南の島。心に傷を負った親子に忍び寄る怪異。思い出に喰い殺される。思い出たちの宴が始まる-。他の方の感想にある通り、前半は「シャイニング」、後 震災で妻を失い破産した男。娘と息子と共に逃げる様に辿り着いた南の島。心に傷を負った親子に忍び寄る怪異。思い出に喰い殺される。思い出たちの宴が始まる-。他の方の感想にある通り、前半は「シャイニング」、後半は「ペットセマタリー」に似ている。「ペット-」の様な死者が蘇る「蘇りもの」にはお定まりの展開があるのだが…、この定型化された展開とは一線を画している終盤は面白い。ホラーらしくなくて、話に深みを感じた。但し、ここに辿り着くまでが長いと思うし、他のホラー大賞受賞作に比べると、地味な印象は拭えない。 …続きを読む
    目玉おやじ
    2010年05月01日
    11人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品