海の古代史 東アジア地中海考

海の古代史 東アジア地中海考

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年04月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784047033368
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海の古代史 東アジア地中海考

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年04月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784047033368

海を介した古代文化圏の成立過程の検証を通じて東アジア文化圏の基層を探る

日本海・渤海・黄海・東シナ海を東アジア地中海と総称。沿岸地域に築かれた東アジア古代文化が、この海を介して形成された過程を歴史学・民俗学・考古学・地理学等の多面的角度から学際的に検証。 日本海・渤海・黄海・東シナ海を東アジア地中海と総称。沿岸地域に築かれた東アジア古代文化が、この海を介して形成された過程を歴史学・民俗学・考古学・地理学等の多面的角度から学際的に検証。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「海の古代史 東アジア地中海考」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 古代の東アジアを、中国とか日本のような国別では無く、東アジア地中海(オホーツク海から南シナ海までを一体の地中海と見做す)文化圏として、イレズミ、貝の装飾品、玉、鉄、葬送儀礼などのキーワードで考察する。こ 古代の東アジアを、中国とか日本のような国別では無く、東アジア地中海(オホーツク海から南シナ海までを一体の地中海と見做す)文化圏として、イレズミ、貝の装飾品、玉、鉄、葬送儀礼などのキーワードで考察する。こうしてみると、縄文時代も弥生時代も、ちゃんと大陸や半島の状況と連動しながら動いているのがわかる。この頃は今とは異なる地域概念を以って人々が暮らしていたのだろう。只、いかんせん状況証拠ばかりなので、「ではないか」とか「だろう」というオチになってしまうのが隔靴掻痒。倭国における海人の存在を、もっと知りたくなった …続きを読む
    印度 洋一郎
    2013年03月21日
    3人がナイス!しています

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