言葉の流星群

言葉の流星群

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年02月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784048835565

言葉の流星群

  • 著者 池澤 夏樹
  • 著者 池澤 夏樹
  • 装丁 吉田 篤弘
  • 装丁 吉田 篤弘
  • 装丁 吉田 浩美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年02月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784048835565

自然を愛し、人を愛し、科学を愛した宮沢賢治を現代に読み解いた珠玉の書

宇宙、農民、妹への愛。ことばの微かな震えに耳を澄まして、作品の奥にある思いを探る宮沢賢治。残された膨大なテクストを丁寧に、透徹した目で読み進め、自然を、人を、科学を愛した宮沢賢治を現代に読み解く。 宇宙、農民、妹への愛。ことばの微かな震えに耳を澄まして、作品の奥にある思いを探る宮沢賢治。残された膨大なテクストを丁寧に、透徹した目で読み進め、自然を、人を、科学を愛した宮沢賢治を現代に読み解く。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「言葉の流星群」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 池澤氏が読み解く宮澤賢治の心象スケッチの世界。純粋に才能のみに注目するために宮澤賢治とは別の仮想の人格として、深い尊敬の念を込めて、詩人“ケンジさん”と呼ぶ。無数に残された言葉の束、ケンジ座の流星群が詩人池澤夏 池澤氏が読み解く宮澤賢治の心象スケッチの世界。純粋に才能のみに注目するために宮澤賢治とは別の仮想の人格として、深い尊敬の念を込めて、詩人“ケンジさん”と呼ぶ。無数に残された言葉の束、ケンジ座の流星群が詩人池澤夏樹というフィルターを通して加えられた詳細かつ克明な考察。秀逸、気づき、学びに溢れている。また、後半では小説家ではなく童話作家としての宮澤賢治についての深い洞察がなされており、これもまた秀逸。著者の高い透明感は、どうも“ケンジさん”の世界に起源があるに違いない。ご両人に親近感を覚える。読込たい。 …続きを読む
    Gotoran
    2012年01月04日
    13人がナイス!しています
  • 読メさんが読んでみえて、影響されて読みました。今まで単純に、リズムや色彩や固さを感じて勝手に読んでいた詩が、池澤夏樹さんの解説で、より生々しい感情や孤独を伴って立ち上がってきました。 読メさんが読んでみえて、影響されて読みました。今まで単純に、リズムや色彩や固さを感じて勝手に読んでいた詩が、池澤夏樹さんの解説で、より生々しい感情や孤独を伴って立ち上がってきました。
    赤とんぼ
    2013年02月23日
    10人がナイス!しています
  • 「ケンジさん」という響きに愛を感じる。遠くを見ているその視線が著者と似ている気がする。 「ケンジさん」という響きに愛を感じる。遠くを見ているその視線が著者と似ている気がする。
    バーベナ
    2011年05月05日
    7人がナイス!しています

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