ナグネ・旅の途中 場所とモノと人のエッセイ集

ナグネ・旅の途中 場所とモノと人のエッセイ集

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年12月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784048836449

ナグネ・旅の途中 場所とモノと人のエッセイ集

  • 著者 鷺沢 萠
  • デザイン 日下 潤一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年12月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784048836449

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ナグネ・旅の途中 場所とモノと人のエッセイ集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 副題「場所とモノと人のエッセイ集」。祖母の母国・韓国に留学して体験し、考えたこと。原稿が書けずに逃げ出した海外旅行でわかったこと。好きな男性についてしまった嘘。90年代の著者の全てがつまったエッセイ集。 副題「場所とモノと人のエッセイ集」。祖母の母国・韓国に留学して体験し、考えたこと。原稿が書けずに逃げ出した海外旅行でわかったこと。好きな男性についてしまった嘘。90年代の著者の全てがつまったエッセイ集。
    星落秋風五丈原
    2001年01月16日
    7人がナイス!しています
  • ときおり見受けられる、死の予感。 彼女の文章、やっぱり好きだ。 それは、もう居ないというので、相まっているのかもしれんが。 ときおり見受けられる、死の予感。 彼女の文章、やっぱり好きだ。 それは、もう居ないというので、相まっているのかもしれんが。
    葉っぱjr.
    2020年08月23日
    1人がナイス!しています
  • 鷺沢萠さんのエッセイの魅力は、爆笑できるものからじんわり心にしみいって涙が出てしまうものまでさらりと書けているところだと思う。肩肘張らずに読めるのがいい。【(前略)人は、我慢して、努力して、唇に血を滲ま 鷺沢萠さんのエッセイの魅力は、爆笑できるものからじんわり心にしみいって涙が出てしまうものまでさらりと書けているところだと思う。肩肘張らずに読めるのがいい。【(前略)人は、我慢して、努力して、唇に血を滲ませながら「忘れない」ようにしなければならない出来事にときどきぶちあたる。(中略)血膿のしたたるような思いをどこかに包み隠しながら、それでも平穏に生きようとつとめている人を私は好きだ。】「砂壁のアパートで」より。これだけ抑制のきいた文体で、感情的にならずに悲喜を表現できる作家なのである。 …続きを読む
    BJA0214
    1970年01月01日
    1人がナイス!しています

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