ひとを嫌うということ

ひとを嫌うということ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年06月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784048836050

ひとを嫌うということ

  • 著者 中島 義道
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年06月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784048836050

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ひとを嫌うということ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ひとを嫌うことは好きになるのと同じくらい自然なこと。正確に嫌いになり正確に嫌われることを受け止めればいちいち悩まない。すべての人に好かれているなんて幻想だし、「嫌い=悪いこと」というのが曲者だったんだ ひとを嫌うことは好きになるのと同じくらい自然なこと。正確に嫌いになり正確に嫌われることを受け止めればいちいち悩まない。すべての人に好かれているなんて幻想だし、「嫌い=悪いこと」というのが曲者だったんだな。 …続きを読む
    スノーシェルター
    2015年03月24日
    22人がナイス!しています
  • 万人を愛しみんな仲良く手を取り合ってなどという嘘八百を信じようとすると確かに疲れるだろうな。穏やかに嫌いあうことの大切さ。僕らが嫌いという感情を抱くと、それを0にするか逆に100まで憎悪を育て上げるか両極 万人を愛しみんな仲良く手を取り合ってなどという嘘八百を信じようとすると確かに疲れるだろうな。穏やかに嫌いあうことの大切さ。僕らが嫌いという感情を抱くと、それを0にするか逆に100まで憎悪を育て上げるか両極端のどちらかに動いてしまう傾向があるけれど、自然にフラットに嫌うという状態を維持することが出来れば一番楽な気はする。『人を嫌う』ということは別に悪いことではなく自然なことであり生きていく上で避けられないことだと理解すれば人間関係も今より円滑に進むだろう。 …続きを読む
    テツ
    2015年04月07日
    13人がナイス!しています
  • 本書のきっかけとも言えそうな、ご家族との軋轢が筆者にとって手痛いものだったことが想像され、家族思いの筆者の愛にあふれた本として受け取った。初めは小さな相手への嫌悪も、やがて生理的に嫌いというレベルの嫌 本書のきっかけとも言えそうな、ご家族との軋轢が筆者にとって手痛いものだったことが想像され、家族思いの筆者の愛にあふれた本として受け取った。初めは小さな相手への嫌悪も、やがて生理的に嫌いというレベルの嫌悪感に育ってしまうのは怖い。筆者も盛んに書いていたが外国での出来事を思い出した。某都市でプールに入ると「日本人が来たから今日はもう帰ろう」と来たばかりの親子が出て行ってしまったことがあった。子どもがもし「なんで?」と親に聞いたら親は答えられなかったのではと思う。今の私に聞いてくれたら代弁してしまいそうで怖い。 …続きを読む
    ykshzk(虎猫図案房)
    2016年08月08日
    5人がナイス!しています

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