F -落第生-

F -落第生-

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年07月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
200
ISBN:
9784048729772

F -落第生-

  • 著者 鷺沢 萠
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1996年07月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
200
ISBN:
9784048729772

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「F -落第生-」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ☆☆☆1989年から1996年に発表された7編が収められています。題名から高校生あたりを題材にしたものという想像がされますが、大人になった女性たちが主な主人公です。「重たい色のコートを脱いで」の井口聡美 ☆☆☆1989年から1996年に発表された7編が収められています。題名から高校生あたりを題材にしたものという想像がされますが、大人になった女性たちが主な主人公です。「重たい色のコートを脱いで」の井口聡美は青年マンガの編集部にいますが、最初は女性誌の編集部にいました。 その女性誌編集部では女性編集長に嫌われていました。 女流作家とのトラブルも起こしました。聡美は、一流出版社で編集に携わっている人間が子どもじみた嫉妬によって特定の個人に嫌がらせをするわけがないと信じていましたが、存在することがわかりました。 …続きを読む
    あいくん
    2018年05月20日
    6人がナイス!しています
  • 「主人公である女性たちがみな落第生であるように思えた」とあとがきにある。それならば、人は皆、多かれ少なかれ落第生であるのではないか。何の後悔もない人生を送っている、と言う人がいるのならばそれは単に鈍感 「主人公である女性たちがみな落第生であるように思えた」とあとがきにある。それならば、人は皆、多かれ少なかれ落第生であるのではないか。何の後悔もない人生を送っている、と言う人がいるのならばそれは単に鈍感なだけではないか。そんなことを全体を通して感じた。逆境も苦難も後悔もあるけれど、それでも生活し続けることには意味がある。心がふっと軽くなる一冊だった。いやしかし、女同士の陰険さって壮絶だなあ。 …続きを読む
    sigh
    2012年01月04日
    3人がナイス!しています
  • シコちゃんの夏休みと重たい色のコートを脱いでが個人的にすき。 当時はパワハラとかコンプライアンスとかの定義なかったような気がする。鉄砲ダマみたいな若者が所々に目をこらすといて聡美に被る。長編読みたイ シコちゃんの夏休みと重たい色のコートを脱いでが個人的にすき。 当時はパワハラとかコンプライアンスとかの定義なかったような気がする。鉄砲ダマみたいな若者が所々に目をこらすといて聡美に被る。長編読みたイ
    ひさしぶり
    2019年02月12日
    2人がナイス!しています

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