再婚

再婚

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年03月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784048728522

再婚

  • 画 駒井 哲郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年03月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784048728522

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「再婚」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大人なお話8編。時代変われど普遍的な内容ではある。どの時代でも男と女が恋に落ちる理由はある程度一緒で、その後に起きるやっかい事もだいたい一緒である。面白かったのは最後の『夜の饗宴』ネオン職人、電飾掲示 大人なお話8編。時代変われど普遍的な内容ではある。どの時代でも男と女が恋に落ちる理由はある程度一緒で、その後に起きるやっかい事もだいたい一緒である。面白かったのは最後の『夜の饗宴』ネオン職人、電飾掲示板を作る職人。現在はどのように保護されているか知らないが、作品の時代では名を残すことのない職人。自分が手がけた電飾掲示板がどんなに壮大で人々の眼を引こうとも、作者の名が明かされることはない。そこに目をつけ、協定をやぶり大掛かりなネオンを製作したまでは良かったが、、いつの時代も競争に破れた者の末期は切ないね。 …続きを読む
    shizuka
    2016年08月07日
    53人がナイス!しています
  • 淡々と綴られる文体から、人生の何たるかが浮かび上がってくるような気がする。 ただ、過ぎ去る毎日でも、必死に生きていることを思い出させてくれる。 淡々と綴られる文体から、人生の何たるかが浮かび上がってくるような気がする。 ただ、過ぎ去る毎日でも、必死に生きていることを思い出させてくれる。
    ともくん
    2021年01月19日
    52人がナイス!しています
  • 初読みの作家さん、表題作の「再婚」は女の逞しさと男の本心を見た気がした。昔、同じ部所で働いてて憧れらしきモノを抱いていたのに現在の彼女と見合いをして、レストランで爪楊枝をバックに仕舞うとこを目にして幻 初読みの作家さん、表題作の「再婚」は女の逞しさと男の本心を見た気がした。昔、同じ部所で働いてて憧れらしきモノを抱いていたのに現在の彼女と見合いをして、レストランで爪楊枝をバックに仕舞うとこを目にして幻滅した と言う事なのか。。旅館の女将の話も面白かったです。ネオンの話しはなるほど と思った。他の作品も気になります。 …続きを読む
    ミーコ
    2024年03月10日
    19人がナイス!しています

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