聖徳太子と鉄の王朝 高句麗からよみとく飛鳥

聖徳太子と鉄の王朝 高句麗からよみとく飛鳥

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年07月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784047032637
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聖徳太子と鉄の王朝 高句麗からよみとく飛鳥

  • 著者 上垣外 憲一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年07月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784047032637

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「聖徳太子と鉄の王朝 高句麗からよみとく飛鳥」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • レポートのために読んだ本です。鉄が経済基盤になっていたとは知らんかったな。北部九州と北陸の間の近畿地方に鉄や製鉄法が集まったから、飛鳥辺りでは1番発展していたところになったんだなって初めて知りました。 レポートのために読んだ本です。鉄が経済基盤になっていたとは知らんかったな。北部九州と北陸の間の近畿地方に鉄や製鉄法が集まったから、飛鳥辺りでは1番発展していたところになったんだなって初めて知りました。
    ランドセル太郎
    2021年05月22日
    12人がナイス!しています
  • 継体朝から推古朝まで、当時の戦略物資である"鉄"の供給に着目し、大和の政権と朝鮮半島や中国大陸との関係を辿る。書名に反し、聖徳太子の事は最後の方で出て来るだけ。この時代の外交の焦点は、鉄の供給地である加 継体朝から推古朝まで、当時の戦略物資である"鉄"の供給に着目し、大和の政権と朝鮮半島や中国大陸との関係を辿る。書名に反し、聖徳太子の事は最後の方で出て来るだけ。この時代の外交の焦点は、鉄の供給地である加羅諸国での倭の権益をどう守るかであり、朝鮮三国と合従連衡を繰り返していたらしい。一般的なイメージとは異なり、百済と関係が悪化する時期もあり、隋の脅威に晒された高句麗は倭との関係改善を熱心に求めていた。又、物部と蘇我との対立は宗教というよりも、外交路線(親百済VS親高句麗)の問題であるという考察も興味深い。 …続きを読む
    印度 洋一郎
    2011年07月23日
    1人がナイス!しています
  • f251、前半は鉄の流通が大きな力を握っていたのではないか、ということが触れられていたので少し期待していたのですが、まあやっぱりそちらに関しては考古学や技術系の人でないとなかなか踏み込んだことまで書け f251、前半は鉄の流通が大きな力を握っていたのではないか、ということが触れられていたので少し期待していたのですが、まあやっぱりそちらに関しては考古学や技術系の人でないとなかなか踏み込んだことまで書けないか。で、後半が人を統治するという観点においての仏教の利用というところまで至る仏教導入の歴史、こちらのほうがだいぶ詳しかったですが、そもそも尼僧が初期中心だったってのはこないだ読みましたが。奈良に東大寺が作られるまでが仏教と日本の歴史が一体化していた時期と見るのが妥当なのかなぁ、神道との関係も含めて見たい。 …続きを読む
    rbyawa
    2015年12月18日
    0人がナイス!しています

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