モンゴル万華鏡

モンゴル万華鏡

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年02月19日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784047032248
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モンゴル万華鏡

  • 著者 小長谷 有紀
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年02月19日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784047032248

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「モンゴル万華鏡」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 二十年前の書籍なのだが、当時のモンゴルの人々の生活がいきいきと描かれている。歌と食事という身近なものから、彼らの生活をわかりやすく解説する。客人をどうもてなすのか、という考察から彼らの日常の価値観を探 二十年前の書籍なのだが、当時のモンゴルの人々の生活がいきいきと描かれている。歌と食事という身近なものから、彼らの生活をわかりやすく解説する。客人をどうもてなすのか、という考察から彼らの日常の価値観を探り、羊・馬たちをどのように管理し、屠り、食すのかを巡る考察から、自然との関わりを描く。医療からは生活倫理を探る。嫁入りした女性の心を宥める儀式と、共同体の踊りによって、現状を受け入れさせるという解決法も面白い。近代化によって、現在では失われているもの、変わってしまったものも多いだろうが、おいしい一冊でした。 …続きを読む
    ハチアカデミー
    2014年07月22日
    10人がナイス!しています
  • 「朝から夕までキビ入りのお茶と乳製品でやりすごし、夕食に肉を食べるという一日の食生活パターンは、基本的に一年中変わらない。」(p.120) う~む……この表紙。このタイトル。読みたくなる本だよね。そしてなん 「朝から夕までキビ入りのお茶と乳製品でやりすごし、夕食に肉を食べるという一日の食生活パターンは、基本的に一年中変わらない。」(p.120) う~む……この表紙。このタイトル。読みたくなる本だよね。そしてなんか面白かったなぁ……。とても寒いけれど、「たいてい天気はとてもよく、日差しは明るい。」(p.122)ここはモンゴル。「冬にたくさん肉を食べたあと、夏をむかえて乳製品をふんだんにとることを、モンゴル語で胃袋を『白くする』と表現する。胃腸にたまった肉かすを乳製品で洗濯するかのようにいう。」(p.123) …続きを読む
    シルク
    2018年11月12日
    5人がナイス!しています

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