遠野物語 付遠野物語拾遺

遠野物語 付遠野物語拾遺

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1969年08月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043083053
label

遠野物語 付遠野物語拾遺

  • 著者 柳田 国男
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1969年08月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043083053

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「遠野物語 付遠野物語拾遺」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 単なる怪異譚の収集ではなく、当時の作者の思いが多分に入っている。明治42年、34歳だった柳田國男の思いが近く感じられた。平地人を戦慄せしめよという言葉の凄みといたずらっぽい感じが好き。 単なる怪異譚の収集ではなく、当時の作者の思いが多分に入っている。明治42年、34歳だった柳田國男の思いが近く感じられた。平地人を戦慄せしめよという言葉の凄みといたずらっぽい感じが好き。
    Kimi
    2016年09月17日
    6人がナイス!しています
  • 数行から2ページほどのごく短い話の中に、人ならぬものとのふれあいや 畏敬の気持ちが込められていました。怒りに触れて死んだり滅びたり、堕落したりと恐ろしい話やただちょっとだけ不思議なものをみたという話や 数行から2ページほどのごく短い話の中に、人ならぬものとのふれあいや 畏敬の気持ちが込められていました。怒りに触れて死んだり滅びたり、堕落したりと恐ろしい話やただちょっとだけ不思議なものをみたという話や、亡くなった人に出会う話など、どこかで聞いたことのある話や、これで終わり?と思うあっけないお話、人情話やこんな占いがあるよ、という伝統のお話など。なつかしくも新鮮で、シンプルだけど深淵。日本文化の奥底でずっと見守っていてくれるなにかに触れられます。神様や妖怪って、意外とこんなすぐ近くにいるんだろうな…。 …続きを読む
    あおさわ
    2014年11月24日
    4人がナイス!しています
  • 怪談話として気軽に読んでいたが、学術書ということを忘れがちになる本だと解説に書かれている。しかし、話は面白い。人に聞かせる話だから? その土地独自見方など勉強になる。馬を大切にしているところなども。お 怪談話として気軽に読んでいたが、学術書ということを忘れがちになる本だと解説に書かれている。しかし、話は面白い。人に聞かせる話だから? その土地独自見方など勉強になる。馬を大切にしているところなども。おなじみの座敷わらしも怖がらせるわけでもなく、その生活の営みのひとつとして描かれている。教訓にしないところが不思議な話だ。 …続きを読む
    笹倉 悠
    2017年08月17日
    3人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品