道鏡・家康

道鏡・家康

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1987年08月27日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784829111321

道鏡・家康

  • 著者 坂口 安吾
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1987年08月27日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784829111321

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「道鏡・家康」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 歴史物短編6編を収録。史実の緻密な考証というよりは、著名歴史人物にキャラを借りた坂口流人間描写という趣。黒田如水を主人公にした「二流の人」と、秀吉視点(一人称「オレ」!)での作「狂人遺書」が対になって 歴史物短編6編を収録。史実の緻密な考証というよりは、著名歴史人物にキャラを借りた坂口流人間描写という趣。黒田如水を主人公にした「二流の人」と、秀吉視点(一人称「オレ」!)での作「狂人遺書」が対になっている仕掛けも面白い。切支丹受難を描いた「イノチガケ」は昭和15年発表ということを考えると意味深。 …続きを読む
    アメヲトコ
    2018年07月03日
    4人がナイス!しています
  • 読んだのは埼玉福祉会の大活字シリーズ版。道鏡目当てに借りたのだが、掲載は道鏡、梟雄(斎藤道三)、織田信長、家康の四人。登場人物の気持ちが丁寧に描かれていたので歴史の流れに納得することが多かった。簡潔な 読んだのは埼玉福祉会の大活字シリーズ版。道鏡目当てに借りたのだが、掲載は道鏡、梟雄(斎藤道三)、織田信長、家康の四人。登場人物の気持ちが丁寧に描かれていたので歴史の流れに納得することが多かった。簡潔なのに情感たっぷり、そして道鏡にあってはとても優しい解釈がされており彼が好きになった。他方、和気清麻呂は純粋で、無知は残酷だという印象を持った。藤原百川など歴史の本当の「悪役」は表に出てこなかったり歴史に残らなかったりするのかなあ(いや、学校で習わないだけ)と思った。 …続きを読む
    :*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
    2019年02月10日
    1人がナイス!しています

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