克彦(役所)は妻に先立たれ、息子と二人暮らし。ある日、静かな村に現れたのはなんと映画の撮影隊。迷惑も顧みず我が物顔で村人を巻き込んでゆく撮影隊 に、村はとまどい気味。そして、ひょんなことから無理やり手伝わされる羽目になった克彦。一方、新人監督の幸一(小栗)は、持ち前の気の弱さで現場をまとめきれずにパニック寸前!
森の中で出会った、木こり60歳と新人映画監督25歳。映画の撮影を通して、克彦は映画の面白さに引き込まれ、持ち前の機動力で生き生きと活躍を始め、幸一は克彦と接することで成長していく。 そして二人のふれあいは、村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出してゆくことになるが・・・。
映画『キツツキと雨』の前日談。映画のロケハン部隊が撮影のベストスポット=ユートピアを求める最中で出会う、普通の人々のおかしな物語。
- 発売日:2012年 01月 23日
- 定価(税込): 1575円
- 四六判
- 発行元:角川書店