デフレの正体 -経済は「人口の波」で動く 藻谷浩介

日本の問題と、その処方箋。すべてがこの1冊でわかる!

ついに38万部突破!! 「週刊ダイヤモンド」2010年 ベスト経済書第3位! 「週刊東洋経済」2010年上期 経済書 第5位! 元日特番 著者出演『NHKスペシャル』で紹介。

デフレの正体 -経済は「人口の波」で動く

【本書の内容】

日本最大の問題は、景気ではない。人口の波だ

生産年齢人口が激減し高齢者が激増する「人口の波」が今、あなたの街にも襲いかかる。
物が売れないのは、景気が悪いせいではない。思い込みを捨てろ!空気を読むな!数字を読め!
全業界・全国民必読!「日本の生きる道」を指し示した、変革の時代への転換点となる、記念碑的1冊!

「日本の生きる道」を指し示した、変革の時代への転換点となる、記念碑的1冊!

目からウロコの事実

1.日本は国際経済競争の勝者
・バブル崩壊後に倍増した輸出
・世界同時不況下でも続く貿易黒字
・中国が栄えれば栄えるほど儲かる


2.国際競争とは無関係に進む内需の不振
・「東京都心部は元気」という大ウソ
・人口が流入する首都圏でも進む現役世代の減少
・成長しているのは沖縄


3.声高に叫ばれるピントのずれた処方箋
・「生産性向上」努力がGDPのさらなる減少を招く
・「日本の生き残りはモノづくりの技術革新にかかっている」
 という誤解
・マクロ政策では「インフレ誘導」と「デフレ退治」は不可能
・「出生率上昇」では生産年齢人口減少は止まらない
・「外国人労働者受け入れ」は事態を解決しない

<各界から賞賛の声が続々と届いています!>

第1講 思い込みの殻にヒビを入れよう

→「景気さえよくなれば皆がハッピーになる」というのは、たちの悪い思い込みである

第2講 国際経済競争の勝者・日本

→日本人は自分のことを「ご近所のブルーカラー」と妄想しているが、実際は「宝石屋」

第3講 国際競争とは無関係に進む内需の不振

→日本の実質GDPは12年間に15%も伸びたが、小売り販売額は12年連続で減少していた

第4講 首都圏のジリ貧に気付かない「地域間格差」論の無意味

→首都圏も地方と同様に内需不振。都心はさらにジリ貧。関西は凋落。成長しているのは沖縄!

第5講 地方も大都市も等しく襲う「現役世代の減少」と「高齢者の激増」

→就業者数が増えるから個人所得が増え、モノも売れる。問題は“生産年齢人口”の激減!

第6講 「人口の波」が語る日本の過去半世紀、今後半世紀

→少子高齢化は誤った用語。増減の原因は景気ではなく、生産年齢人口の増減そのもの

第7講 「人口減少は生産性上昇で補える」という思い込みが対処を遅らせる

→ハイテク=高付加価値は妄想。生産性向上努力=リストラが更なるGDPの縮小を招く

第8講 声高に叫ばれるピントのずれた処方箋たち

→マクロ政策では「インフレ誘導」と「デフレ退治」は不可能。モノづくり幻想も捨てよ!

第9講 ではどうすればいいのか(1) 高齢者富裕層から若者への所得移転

→生産年齢人口が減るペースを弱め、生産年齢人口の個人所得と消費の総額を増やす有効策

第10講 ではどうすればいいのか(2) 女性の就労と経営参加を当たり前に

→現役世代の専業主婦の四割が働くだけで団塊世代の退職は補える!

第11講 ではどうすればいいのか(3) 労働者ではなく外国人観光客・短期定住客の受入を

→外国人観光客の誘致は、公的支出の費用対効果が極めて高い分野! 外の目を意識した自分磨きを!!

補講 高齢者の激増に対処するための「船中八策」

→高齢化社会の安全・安心の確保はまず生活保護の充実。年金から「生年別共済」への切り替えを!

【著者略歴】

藻谷浩介

藻谷浩介(もたに・こうすけ)
1964年、山口県生まれ。株式会社日本政策投資銀行地域企画部地域振興グループ参事役。88年東京大学法学部卒、同年日本開発銀行(現、日本政策投資銀行)入行。米国コロンビア大学ビジネススクール留学、日本経済研究所出向などを経ながら、2000年頃より地域振興の各分野で精力的に研究・著作・講演を行う。平成合併前の約3200市町村の99.9%、海外59ヶ国を概ね私費で訪問した経験を持つ。その現場での実見に、人口などの各種統計数字、郷土史を照合して、地域特性を多方面かつ詳細に把握している。著書に『実測!ニッポンの地域力』(日本経済新聞出版社)。