花も花なれ、人も人なれ ―ボランティアの私―

支え合って社会を変えよう!お金も時間も何もなくてもあなたにも出来る大切なこと?。

人のために生きることが、自分のためになっている


花も花なれ、人も人なれ 発売日 2009年3月26日
定価 1680円(税込)
頁数 288頁

人のために生きることが、自分のためになっている

認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本、認定NPO法人世界の子どもにワクチンを 日本委員会、勇気の翼 インクルージョン 2015、ableの会、日本フロアホッケー連盟を立ち上げたボランティア人生ドキュメント
偏見や誤解のために生きづらい人たちに、ちょっと手を差し伸べる。発展途上国で生死の境にある子どもたちに、少しでも支えになれたらと行動する。一人ひとりの違いを受容し、包み込んでいく。
そんな社会をめざしたい。―エピローグより

[内 容]

ボランティアの元祖・細川佳代子は道なき道を疾走する。元気と涙の半生記。
自分の夢は、人の役に結び付いている! あなたの「笑顔」と「ありがとう」は連鎖して世界を変える。
スペシャルオリンピックスをはじめ、数々の運動を成功に導いた、細川佳代子のスタイルを初公開。1960年代、たった一人の欧州駐在員として渡欧し、飛び込み営業を成功させたど根性。細川護煕氏との結婚後、借金からの選挙戦時を支えた涙ぐましい努力と忍耐力。知的発達障害のある人のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」(2005年長野県)では大会のPRと認知向上の一環として、全国で「500万人トーチラン」プロジェクトを推進するという実行力。 認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を設立し、自らミャンマーへ向かい、毎年子どもたちへワクチンを届けるフットワーク。
社会貢献を楽しむための卓抜なアイディア、2つの認定NPO法人の立ち上げ・・・細川佳代子の人生にはどんなビジネスの窮地にも通用するものがある。



ボランティア歴50年の著者が掲げる次なる目標とは?
「細川さんの売名行為?」「街頭募金なんてどこにいくのかわからない」「障害者のことは福祉に任せよ」「ボランティアなんてお金と余裕ができてから」「おばさんたちがギャーギャー騒いでいるだけ」―――世の中の無理解と無関心は情けなくて悔しくて命を削っているほど疲れても、それでも裏方仕事・ボランティアには喜びが待っている。
そんな著者が掲げる次の目標は、知的発達障害のある人たちと「主役交代」の世の中。日本では“障害のある人が当たり前に社会参加できている”と理解している人が二割に満たない。
それを、2015年までに残り8割の人にも理解してもらえる、“誰もがいきいきといのちを輝かせて生きる社会”“誰にとっても幸せな社会”を作るという「勇気の翼 インクルージョン2015」を立ち上げ、さらに邁進していく。

[著者プロフィール]

細川佳代子(ほそかわ・かよこ)
1942年神奈川県藤沢市出身。66年上智大学英文科卒業。卒業後、日本企業の欧州駐在員として勤務。71年細川護煕氏と結婚。
一男二女の母となる。夫を支える一方、92年スペシャルオリンピックスの活動を開始。
94年スペシャルオリンピックス日本を設立。2005年「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」会長、「500万人トーチラン」委員会委員長を務める。06年より名誉会長。
ほか、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」理事長、「勇気の翼 インクルージョン2015」理事長、「日本フロアホッケー連盟」会長、「ableの会」代表も務める。
「スペシャルオリンピックス」とは?
知的発達障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織。
スペシャルオリンピックス(以下、SO)は非営利活動で、活動はボランティアと善意の寄付によっておこなわれている。SOでは全てのアスリート全員に勝利のチャンスを与えることを目的としているため予選落ちがない。予選は、年齢、性別、競技能力に応じてグループ分けされる。そして、競技会に出場したアスリート全員が表彰台にあがることができる。SOでは、勝つことよりも最後まであきらめずに全力を尽くすことを大切にしている。 2005年に長野で開催された「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」は、アジアで初の大会であり、「オリンピック」「パラリンピック」「スペシャルオリンピックス」という三つの世界的スポーツの祭典が同じ地域で開かれるという記念すべき大会となった。 初めて「オリンピック」開催会場が使われた大会でもある。

» 認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本(http://www.son.or.jp/)
「500万人トーチラン」とは?
スペシャルオリンピックスでは聖火リレーを「トーチラン」と言う。『500万人トーチラン』では熊本の阿蘇で採火された聖火を全国に分火し、障害のある人、ボランティア、サポーターなど多くの人々が参加するトーチランイベントを47都道府県420箇所で開催した。「2005年SO冬季世界大会・長野」の開会前に、全国に分火された聖火がひとつになり、この火は、アテネ・ギリシャで採火された聖火と統火され、大会の開会式にて聖火台に灯された。
トーチランイベントの開催を通じ、SO日本地区組織がなかった県では地区組織設立に向けての動きがはじまり、地区組織のある都道府県ではSO活動の理解者が増え、活動の広がりにつながるプロジェクトとなった。
2009年1月までにSO日本地区組織は全国に広がっている。
「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」とは?
途上国の子どもたちにワクチンを贈る認定NPO法人。世界中でワクチンがないために予防可能な感染症で命を落とす子どもは1日に4000人。認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)」は、このような子どもたちが数多くいる途上国で、1人でも多くの子どもが病気に負けず、夢と希望を持ち、笑顔で毎日を過ごせるよう、皆さんの心のこもった募金をワクチンに換え、確実に接種されるように届けている。

» 認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(http://www.jcv-jp.org/)
「ableの会」とは?
ableの会は、知的発達障がいのある青年たちを追ったドキュメンタリー映画『able』『Host Town』『Believe』を製作。これらの映画を通して知的発達障がいのある方々への理解を深めるために、上映用フィルム・DVDの貸出しを行い、これら3本のDVDを販売している任意団体。

» ableの会(http://www.film-able.com/)
「勇気の翼 インクルージョン 2015」とは?
2015年までに、障がいの有無などに関わらず、すべての人たちがその人らしく、活き活きと命を輝かせて生きる「包み込む社会」の創造を目指し、障がい者理解の「教育」と「就労支援」を活動の柱とした新しいNPO法人の設立を準備中。障がいのある方々との様々な交流を通じて、いのちの尊厳や共生の理念を育み、誰もが「生まれてきて良かった」「皆が大切な存在」と認めあう社会こそが、実は「誰にとっても幸せな社会である」ということを伝えたい。全国に情報のネットワークを構築し、「点」で存在する素晴しい活動を「線」に、「線」から「面」へと大きなムーブメントをおこす活動を進めている。

» 勇気の翼 インクルージョン 2015(http://www.yuukinotsubasa.com/)
本書の収益の一部は知的障害者のNPO団体に寄付されます。

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