鬼の跫音 | 道尾秀介

2009年直木賞候補!(「カラスの親指」講談社)道尾秀介、初の短編集

■文庫

鬼の跫音

発売日 2011年 11月 25日
定価540円(税別) 
文庫判

■単行本

鬼の跫音

定価1,400円(税別) 
体裁 四六判上製 

「この世は完全犯罪だらけ。やったことを他人に気付かれさえしなければ、それは全部完全犯罪なんです。」




◎内容

2008年、第8回「このミステリーがすごい!」大賞(宝島社)において、『カラスの親指』5位、『ラットマン』10位。「週刊文春ミステリーベストテン」(文藝春秋)では、『ラットマン』4位、『カラスの親指』10位など、2008年各種ミステリランキングで驚異の「二作同時ベストテン入り」を果たし、年末年始の読書界で最も注目を集める作家・道尾秀介。このベストなタイミングで、著者自らが「自信作」と語る新作が刊行されます。
 本書『鬼の跫音』は、道尾秀介初の短編集。収録されている短編はどれも独立していながらも、全ての作品に登場する「S」という謎の人物によって奇妙に結びつけられています。

◎収録作品

初出:野性時代(角川書店)2006年12月号〜2008年5月号に不定期掲載されたものに加筆・修正を加えました。

◎著者プロフィール

道尾秀介(みちお・しゅうすけ) 1975年、東京生まれ。2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、同作でデビュー。2005年『向日葵の咲かない夏』で注目を集める。2007年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞を受賞。2008年『ラットマン』で山本周五郎賞候補。2008年に発表した著書『ラットマン』『カラスの親指』は、各種ミステリランキングで二冊同時ベストテン入りを果たしている。 デビューからわずか4年ながら、ミステリー・ホラー・文芸など、ジャンルの壁を打ち破る大躍進を続け、いま最も注目される作家。

一人の作家から、これほど多彩な作品が生み出されるものなのか――。
初の短篇集に、賞賛の声・続々!

芳林堂書店津田沼店 飯田和之
日常でありながら非日常、現実でありながら非現実のよう。不思議な世界観に脳内がくるくる回され、 作品に酔わされているような感覚を味わいました。さすが!道尾ワールド。

啓文社コア福山西店 三島政幸
道尾秀介は元々、一つのジャンルに収まらない作風だが、特にこの短篇集では、その幅広さを実感した。 こんな小説も書けるのか。こんな見せ方もできるのか。次はどんな風に驚かせてくれるのか――。 今、道尾秀介を知らないのは、実に勿体無いことである。

三省堂書店成城店 内田剛
『ラットマン』が出て仰天し、『カラスの親指』でも震撼し、そしてこの度の新作も期待以上の衝撃を受けました。 軽々と“最高傑作”を塗り替えていくあたり、この先どこまで上り詰めてしまうのだろうと、末恐ろしい限りです。

ブックストア談浜松町店 大浪由華子
一篇一篇息をつめるように、緊張しながら、大事に読みました。人をつき動かす、心の中の暗い部分。 そのエネルギーにみなさんも震撼してください。

紀伊國屋書店流山おおたかの森店 野津今日子
誰にでもある負の感情。どうすることもできない、引き返すこともできないところまで膨れあがってしまった時、 人はどうするのか。そしてラストで明かされる驚きの真実。やはり道尾さんはすごいです。

旭屋書店池袋店 北川恭子様
新しい道尾さんの世界に圧倒されました。じわりじわりと人の心の恐しさが染みてきます。

啓文堂書店吉祥寺店 松川智枝様
今までの作品の中で最高に怖いのに、どうしても読む手を止められないのが、自分でも何故なのか……いや、これも自分の中にある負の力なのか……と、これまた怖くなる始末でした。

丸善丸の内本店 高頭佐和子様
まるで自分がこの手で罪を犯したかのように、不気味な読み心地……。読みながら、緊張で全身がこわばりました。

三省堂書店京都駅店 中澤めぐみ様
現実と幻の境界がひどく曖昧で、悪い夢を見てしまったような……。とり憑かれたような狂気と恐怖が最初から最後まであとをついてきて、しまいには気付かないうちにこの闇に飲み込まれてしまうんじゃなかろうかと、読み終わってしばらくびくびくしました。


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