スワンソング 大崎善生

スワンソング

発売日:8月31日
定価:1575円(税込)
判型:四六判上製344頁(予定)

スワンソングの詳細スワンソングの立ち読み

『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』の著者が描く、狂おしいまでの情熱。 ラスト1ページまで突き抜ける哀しみのラブストーリー。大崎“恋愛”小説の最高峰!

携帯もメールもなかったあの頃、僕たちの恋は強く激しく深かった。 それでも気づくことができなかった。 彼女が心の底で、哀しく美しい歌をうたい続けていることを――。

児玉清氏激賞!「押し寄せる清々しい感動の大波に、滂沱の涙を流した」


内容紹介

情報誌編集者の僕は、同僚である由香との3年に及ぶ恋愛を捨て、アシスタントとして入社してきた由布子と付き合うことを選んだ。しかし、そこから歯車が狂い始める。由香から由布子への無言電話など、嫌がらせの数々。僕が由布子を支えていかなければならないと決心する。

しかし、その直後、別れた由香が自殺。由布子はさらに心を閉ざし、壊れていく。自問自答しながらも、由布子にすべてを尽くす日々。しかし、ある日、僕は由布子から別れを告げられる…。ラスト1ページまで突き抜ける哀しみのラブストーリー。

幸せだったと君は言った。その言葉を今、そっくり君に返したい。
苦しかった。でも、苦しければ苦しいほど、幸せだった。
僕の脳裏には美しい白鳥の歌声が静かにこだましていた――。

著者プロフィール

大崎善生(おおさき よしお)

1957年12月11日、北海道札幌市生まれ。
日本将棋連盟に就職。「将棋世界」編集長を経て、00年、ノンフィクション小説「聖の青春」でデビューし、新潮学芸賞を受賞。以後、「将棋の子」で講談社ノンフィクション賞、「パイロットフィッシュ」で吉川英治文学新人賞を受賞。06年には「アジアンタムブルー」が映画化された。