雷の季節の終わりに

【書籍】
発売日:絶賛発売中
定価(税込): 700円

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雷の季節の終わりに

【文庫】
発売日:絶賛発売中
定価(税込): 1,575円

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あらすじ

現世から隠れて存在する地図には載っていない異世界・穏(おん)で暮らすみなしごの少年・賢也。彼には、かつて一緒に暮らしていた姉がいた。しかし姉は、ある年の雷の季節に行方不明になってしまう。
姉の失跡と時を同じくして、賢也は「風わいわい」という姿の見えない物の怪に取憑かれる。風わいわいは、姉を失った賢也を励ましてくれたが、穏では「風わいわい憑き」の人間は忌み嫌われるため、賢也はその存在を隠し続けていた。
ある日、賢也は、穏でも由緒正しい家系の一人息子・ナギヒサが殺人に手を染めているという証拠をつかんでしまう。しかしナギヒサは逆に賢也に殺人の罪をなすりつけ、賢也は穏を追われる身となる。「風わいわい」とともに、穏の外に出る決意をして賢也。彼らを待ち受けていたものは――。

著者略歴

1973年東京都生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年4月「夜市」で第12回日本ホラー大賞を受賞。日本ホラー小説大賞選考委員の高橋克彦氏は、「たとえ百人の物書きがいたとしても、『夜市』の後半のこんな展開は絶対に思いつかないだろう」、荒俣宏氏は「怖さだけでなく、哀しみをたたえたストーリーに、私は珍しく泣いた」、林真理子氏は「幻想的な美しさをかもし出す無駄のない文章、叙情的ではあるが知的な文章である」と大絶賛。
2005年10月、初の単行本として『夜市』を刊行。デビュー作にして第134回直木賞候補となった。
読者の意表をつく物語性と繊細な文章力とを兼ね備えた、今最も注目される新人作家。

既刊本
夜市 夜市

何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。野球部のエースとして成長した祐司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた――。
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