


■吉田修一さん『女たちは二度遊ぶ』BeeTVでドラマ化決定!■ 角川文庫『女たちは二度遊ぶ』(吉田修一)が、DOCOMOの動画サービス「BeeTV」でドラマ化され、2010年3月1日より配信されることが決定! 「世界の中心で、愛をさけぶ」を始めにヒット作を連発し、2010年には、「今度は愛妻家」、「パレード」の公開が控え、ますます注目があつまる行定勲監督が芥川賞作家、吉田修一の原作を映像化したいという想いに共感し、「行定監督に撮っていただけるのであれば」と、今をときめく5名の女優が集い、これ以上の組み合わせはない奇跡のキャスティングが実現!
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友人と二人で入った居酒屋で、泥酔状態でこちらにからんできた一人客の女。その女、真理とぼくは店を出たあとにホテルに入り、その日から一緒に暮らしはじめた。求職中の身で、時間だけはたっぷりあったぼくは、何をするにも、どこにいくにも、真理と一緒だった。その間の生活費はといえば、サラ金に就職した先輩の頼みで以前に作った一枚のサラ金カードに頼りきりだった。三日に一度一万円ずつ、さほど躊躇うこともなく引き出していたお金だったが……。(「自己破産の女」) 友人が連れてきた女の子を自室に泊め、当然のようにその女の子と寝て、どしゃぶりの雨模様となった翌朝、彼女を部屋から追い出すために遠回しに言った「雨が上がるまでいれば」という一言。この言葉がその後、彼女と付き合うきっかけになろうとは、その時は夢にも思わなかった。雨はその日から三日半降り続くことになったのだ。炊事、洗濯、掃除はおろか、注意しないと、三日も風呂に入らないような“何もしない女”ユカとの奇妙な日々を描いた「どしゃぶりの女」ほか、「ゴシップ雑誌を読む女」「CMの女」「最初の妻」「公衆電話の女」「泣かない女」「平日公休の女」「殺したい女」「夢の女」など計11篇。 |
■吉田 修一1968年長崎市生まれ。97年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞し作家デビュー。2002年に発表した『パレード』で山本周五郎賞受賞。同年発表の『パークライフ』で芥川賞を受賞。07年『悪人』で毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。著書に『東京湾景』『さよなら溪谷』『元職員』『横道世之介』など多数。 『女たちは二度遊ぶ』刊行記念特集吉田修一の新世界 特別対談with小池真理子「女と男。そして秘密の匂い」 本人自身による全12作品解説 韓国サイン会リポート 書下ろし短編『深夜二時の男』 >> 野性時代 |
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