パリよ、こんにちは
パリよ、こんにちは
KIZAEMON KIZAEMON
パリに鳴り物入りでオープンした日本料理店「KIZAEMON」のオーナーシェフ・祐一と、高級ブティックに勤める由利。情熱的だった二人の恋は、「KIZAEMON」のパリ撤退の噂とともに危機を迎える。パリの恋だからこそ、諦めなければいけないこともあると、わかっていたはずだったのに……。

裸の王様
なんと、初めての海外はパリだった。スポンサー丸抱えの出張で。パリに出店したデパートの取材に出かけたのだ。お洒落な街に放り出された風変わりな一行が過ごした、楽しく懐かしくもほろ苦い日々。
パリの裸の王様

心はいつもそばにいる 心はいつもそばにいる
アメリに憧れている11歳のしおりは、パリでの旅行中、親の目を盗んで冒険へ。道中で出会ったモロッコ人のタクシードライバー・サイードには、突如日本に帰ってしまった妻がいた。大人びた少女が見つめる両親の離婚と再婚、モロッコ人と日本人の切ない恋の背景。

夜ごとの美女
セーヌ左岸に毎夜、まぼろしのように現れる美女。彼女に胸を高鳴らせる学生・マルタン。二人は互いに惹かれ合ったが、ひょんなきっかけで二人の恋は破れ……。40年後、マルタンが知った意外な結末とは。
夜ごとの美女

東京がパリになる日 東京がパリになる
仕事はしていないけど最高に素直で優しい年下の恋人は、パリに旅行に行きたいと言った。前に行ったときよりも、ずっとずっと楽しいパリ旅行になるはずだったのに。突然訪れたのは、東京がパリに飲み込まれるよりもずっとありえない結末だった――。

婚前
33歳の亜紀子と36歳の久雄は、結婚式とパリへの新婚旅行を目前に控えて幸せを実感していた。しかし、新居の郵便受けに差出人も宛先も書かれていない1本のビデオテープが投げ込まれ、互いに隠しておきたい過去が、それぞれの胸に去来する……。

著者紹介

林真理子

1959年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒業。コピーライターを経て、82年に作家デビュー。85年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年に『白蓮れんれん』第8回柴田錬三郎賞を、98年に『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞した。著書に『葡萄が目にしみる』『ロストワールド』『聖家族のランチ』『ミルキー』『野ばら』など多数。

◆パリのおすすめスポットのコメント
フォーシーズンズホテル・ジョルジュ・サンク
(「花が素敵に生けられ ていて、さながら美術館のよう」)
椎名誠

1944年東京都生まれ。「本の雑誌」編集長を勤めるほか、映画監督としても活躍。89年に『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞を、90年に『アド・バード』で第11回日本SF大賞を受賞した。著書に『誠の話』(和田誠氏との共著)『全日本食えば食える図鑑』『ひとりガサゴソ飲む夜は……』など多数。

◆パリのおすすめスポットのコメント
ロワール川
(フランス中部)(「とにかく美しい」)

盛田 隆二

1959年東京都生まれ。明治大学政治経済学部卒業。85年「夜よりも長い夢」で早稲田文学新人賞に入選。出版社勤務を経て作家となる。90年『ストリート・チルドレン』が野間文芸新人賞候補に、92年には『サウダージ』が三島由紀夫賞候補になる。著書に『ラスト・ワルツ』『散る。アウト』などがある。

◆パリのおすすめスポットのコメント
パリ5区、ムフタール通り
(「市場と安食堂とカフェの街並みが懐かしい気分に誘います」)
松本 侑子

1963年島根県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。87年『巨食症の明けない夜明け』ですばる文学賞を受賞しデビュー。訳書に訳注付き全文訳『赤毛のアン』『アンの青春』、小説に『植物性恋愛』『偽りのマリリン・モンロー』『光と祈りのメビウス』『性遍歴』『引き潮』『海と川の恋文』などがある。

◆パリのおすすめスポットのコメント
セーヌ川
(「川沿いを歩き、橋を渡る。この河を見ないと、パリに来た 気がしない」)

狗飼 恭子

1974年埼玉県生まれ。高校在学中の92年にTOKYO FM ショート・ストーリー・グランプリにて佳作を受賞しデビュー。高校在学中より雑誌などに作品を発表する。九五年に小説第一作『冷蔵庫を壊す』を刊行。主な著書に『彼の温度』『あいたい気持ち』『一緒にいたい人』『低温火傷(全三巻)』『温室栽愛』などのほか、シナリオ執筆も手がける。

◆パリのおすすめスポットのコメント
モンマルトル墓地
(「トリュフォーのお墓があるので、逢いにいきた い」)
唯川 恵

1955年石川県生まれ。10年のOL生活を経て小説を書き始め、執筆活動に入る。84年『海色の午後』で第三回コバルト・ノベル大賞を、02年には『肩ごしの恋人』で第一二六回直木賞を受賞した。著書に『ベター・ハーフ』『燃えつきるまで』『不運な女神』『100万回の言い訳』『刹那に似てせつなく』『ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った』『恋せども、愛せども』など多数。

◆パリのおすすめスポットのコメント
蚤の市
(「古いものは時間の旅もさせてくれるから」)