サウスバウンド/奥田英朗
サウスバウンド/奥田英朗

あらすじ
父は元過激派だ。

小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。昔、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが……。

――型破りな父に翻弄される家庭を、少年の視点から描いた、長編大傑作。21世紀を代表する新たなるビルドゥングス・ロマン!
サウスバウンド


著者紹介
奥田 英朗(おくだ・ひでお)

1959年岐阜県生まれ。98年『ウランバーナの森』で作家デビューを果たす。2002年『邪魔』で第4回大藪春彦賞を、04年『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞。その他の著書に『最悪』『マドンナ』『東京物語』『イン・ザ・プール』など。
奥田 英朗

映画化決定
父は強し、母は手強し!?
この家族、どこへ行っても何かが起こる!!


直木賞作家、奥田英朗の原作を森田芳光監督が映画化!
原作の持ち味をさらにスケールアップし東京から沖縄まで大ロケーションを敢行。
パワーとソウルあふれるエンターテインメントを完成させました!!

この親父、破天荒?ヘン?いやいや、ヘンなのは世の中に何の疑問も持たずに普通の顔して暮らしている我々?

上原一郎(豊川悦司)は相手が誰であろうとおかしいと思ったことはおかしいとはっきり言い切り、闘うべきときは納得するまで闘う骨太親父。修学旅行の積立金が高いと思えば校長に面会を求めて学校に乗り込んでくる。都会育ちの子供たちはどうしても周囲の目を気にしてしまうので、ちょっと強引な父を「恥ずかしい・・・」と思っている。ある日、父の一番の理解者である母・さくら(天海祐希)の「誰もが歩む人生にたいした価値があるとは思えないので、東京での生活を終わりにします」のひと言で家族は西表島へ引っ越すことに!そこでもまた一郎は開発業者との闘いを開始するが、子供たちは今まで気づかなかった父の大きさ、そして見たことのない母の強さに触れ、人生最高の体験をすることに――。

夢に向かって進んでゆく上原一家の魂を謳いあげるのはトップヴォーカリストとして常に進化し続ける中島美嘉。彼女に詩を贈るのはTHE BOOM、GANGA ZUMBAのヴォーカリストとして活躍する宮 沢和史。ミュージックシーンを代表する才能のコラボレーションがこの冒険物語に感動の鼓動を響かせます。

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