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■馳星周

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターに。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年同作品で第18回吉川英治文学新人賞を、98年『鎮魂歌
不夜城II』で第51回日本推理作家協会賞を、99年『漂流街』で第1回大藪晴彦賞を受賞。その他の著書に『夜光虫』『マンゴー・レイン』など多数。 |
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新宿歌舞伎町の中国裏社会で生きる武基裕(ウージイユー)。彼は残留孤児二世として中国から日本にやってきた。だが、その戸籍は中国で改竄された偽物だった。
ある日、武の所属する東北人グループのボス韓豪(ハンハオ)が、日本のやくざ東明会との交渉の席で、バイクで乗り付けたふたり組に銃殺される事件が起こった。武は、裏で取引する麻薬取締官、矢島茂雄に脅され、揺頭の利権争いが絡むこの事件を調べることになり、歌舞伎町の中国人社会に詳しいと評判の情報屋、劉健一(リウジェンイー)のもとへと足を運ぶ。そこから武の運命は劇的な加速を始める――錦糸町で豪遊する謎の男、故郷に置き去りにした幼馴染み藍文慈(ランブンツー)との再会、矢島の謎の転落死……。
全ては劉健一が仕組んだ周到なシナリオの序章にすぎなかった――。

劉健一、楊偉民、徐鋭らが辿る運命と、衝撃のラスト。

長恨歌:中国、唐代の長編叙事詩。白居易作。806年完成。唐の玄宗皇帝と楊貴妃の恋愛を描く。日本でも古くから愛誦(あいしよう)され、源氏物語を初め日本文学に大きな影響を与えた。 |
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