エ・アロール それがどうしたの


















 内容紹介

東京・銀座に立つお洒落な老人ホーム「ヴィラ・エ・アロール」。「エ・アロール」とは、フランス語で「それがどうしたの」という意味の言葉である。
老人ホーム「ヴィラ・エ・アロール」の経営者・来栖貴文は、このホームを、「ホーム内でなにが起きてもかまわない。仕事や世間の枠から解放されて自由になった老人のかたたちに、楽しく気ままに暮らしてもらえたら」という方針で設立した。来栖の理念のもと、「ヴィラ・エ・アロール」には老人ホームの概念を打ち破る自由で開放的な雰囲気が溢れ、ホーム内では、入居者同士の恋愛問題や三角関係などが絶えず起こっている。
たとえば、五十歳も年下のリハビリ担当医師に恋してしまった老婦人。



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施設内の複数の女性と付き合って、トラブルを繰り返すプレイボーイ。五十年以上も連れ添って、夫婦でホームに入居していながら「夫と別居したい」と言い出す老婦人。また、部屋にヘルス嬢を呼び入れ、愛の行為中に急死した資産家と、その遺産をめぐる子供たちの醜い争いなどなど――。若いスタッフも、さまざまな事件の渦中で人間と人生を学んでいく。来栖自身も、三十歳近く年上の老婦人に熱烈に愛を打ち明けられて押され気味である。
入居者の家族から「年甲斐もない」と苦情が出ることもあるが、来栖は「エ・アロール――それがどうしたの」という精神で乗り切っていく。
「老人」や「老人ホーム」の概念を根底から覆し、これからの生きかたを問いかける、アップ・トゥ・デートな話題作!


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