魔界転生
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◎キャストインタビュー
麻生久美子×クララお品

クララお品
── はじめに脚本を読んだときの感想は?
「オドロオドロしてるから、最初は私にこれが出来るのかなぁって。台本には、私が演じるクララお品と四郎との関係が、はっきりとは描かれていないんですよね。だから、監督に『原作を読むべき?』って聞いたら、この映画のクララは原作とは異なるから読まなくていいと。天草四郎の側にいた従者のひとりだと言われたので、その通りに演じました」

── どうやって役を作りあげたのですか?
「クララには恐さと妖艶さ、この二つのキーワードがありましたね。監督とは、クララはいつも四郎の側にいるけど、一歩下がって彼に従うというキャラクターではなく自分をしっかり持っている女性だと。そういう強さと恐さがなきゃいけないって話はしていました。静かな動きの方が恐いだろうと声のトーンを抑えたり、細かく工夫して。でも時代劇という縛りが、かえって楽しかったんです。プライベートで も"時代劇ごっこ"をしていたくらいです(笑)。衣裳やメイクもすごいから、外見がクララになった瞬間に役に入り込めました」

── 自分の中にもクララのような"魔性"はある?
「魔の部分は誰もが持っていると思いますよ。私も、気付かないうちに持っているような気がする。もちろん、できればイイ人でいたいですけど(笑)。でも、イイ人じゃない役は今回が初めてだったので、こういう役ができたことは楽しかったですね」

麻生久美子
── 演技者としての窪塚洋介さんの印象は?
「すごい人ですよ。彼は手がすごく綺麗で、普段の動きも美しいんですよね。四郎としてセリフを言ったときなんて、 "窪塚四郎"って名前が私の頭の中に浮かぶくらいハマってた。素の彼とはぜんぜん違います(笑)」

── 監督の演出はどうでしたか?
「最初の動きの指示以外は、特に何もおっしゃいませんでしたね。ただ、何かあれば細かく指示をしてくれて、それがすごく的確なんです。小さい目標を少しづつ出されて、クリアできれば『大丈夫』って言ってもらえるので、それが嬉しくてがんばれました」

── 今回の作品で得たものは?
「沢山ありますね。これから先も時代劇はやりたいと思いましたし、所作も第1段階はクリアして、次は第2段階から始められる。自分自身も、時代劇に役立つような習い事をしようと決心させられましたね」
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