



■3月26日(水)布留部市クリスタルタワー屋上 深夜〜
魔法円に横たわるいつき、フィンと穂波によって、竜の“生贄の儀式”が始まる。
クリスタルタワー入り口
アストラル一同がクリスタルタワーに到着した時、儀式に抵抗する為に瓦礫で形を具現化した竜が表れる。
みかん、黒羽の3人で竜を迎え撃つ。
■クリスタルタワー屋上
儀式の場に猫屋敷が現れる。
穂波といつきを取り戻す為、猫屋敷とフィンの戦いが始まるが、猫屋敷の攻撃は全てフィンの妖精眼で見切られてしまう。
さらにフィンの命令で戸惑いながらも攻撃してくる穂波。フィンの力は圧倒であった。
そこへアディリシアが現れる。
アストラルの作戦は猫屋敷が囮となり注意を引き付け、アディリシアが奇襲をかけて儀式の魔術回路を破壊でする事であった。しかし、全てはフィンの妖精眼に阻まれてしまう。
アディリシアは奥の手として自身最強の魔神「アスモダイ」を召喚、しかし穂波はケルト魔術の奥義「リビングワンド」で対抗。
凄まじいエネルギーがぶつかり合い空間が崩壊しそうになっても二人の衝突は収まらない、これは二人の“いつきを助けたい”という意地のぶつかり合いでもあった。
限界を感じた猫屋敷によってアスモダイのパスが断たれ、エネルギーは相殺される。
打つ手がなくなったアディリシアと猫屋敷にフィンが迫る、しかしその時、一人の男が目覚めた。
アストラル社長“伊庭いつき”
隻蓮の封印を解き、妖精眼を解き放ったいつきは穂波に語りかける。
穂波がずっと抱えていた責任――自分が幽霊屋敷に誘ってしまった故にいつきの妖精眼に穢れが潜んでしまった事。
しかしいつきは穂波に誘ってもらえて嬉しかった、だからこの右目の傷は穂波だけの責任ではない。二人の責任、二人の傷であると……
その瞬間、穂波は泣き崩れてしまう。
一部始終を見ていたフィンがいつきに話しかける。それは「螺旋なる蛇(オピオン)」への勧誘。彼もまた“禁忌(タブー)”に触れた存在であった。
しかしその誘惑を跳ね除けたいつき。
遂に最後の戦い「妖精眼VS妖精眼」が繰り広げられる!
いつきの命令でアディリシアと猫屋敷が攻撃、だがいつきの妖精眼を持ってしてもフィンとの実力は開きすぎていた。
フィンは戦いを終わらせるべく圧倒的な力を放つ。
北欧神話において光の神を殺したとされる“ミストルティンの槍”を使い、妖精眼の力も加え、通常の魔法使いには防御不可能な槍を生み出す。
絶体絶命に追い込まれたいつき達。しかしその時フィンを不可思議な呪波が襲う。
穂波が、生贄の生贄対象を“竜”からフィンに「変えた」のであった。
力を大幅に失ったフィンにいつきが飛び込み、渾身の拳が全ての決着をつける。
その時「協会」の飛行船と影崎が現れた。
ここが引き際と感じたフィンはそのままタワーから落ち、竜と共に闇に消えるのであった。
■3月27日(木)朝
影崎から協会からの報告を受ける。
それは、今回の事件は全て“螺旋なる蛇(オピオン)”につながりのあったフィンの仕業と言う事で収めると言うもの。
処罰を免れたアストラルはまた、いつものアストラルへと戻っていくのであった。
■3月27日(木)夜
アストラルのベランダで一人月の光を浴びている穂波の下にいつきがやってくる。
二人は、再度封印された竜が完全に消える前に会いに行く。
布留部市上空に漂う竜の破片。
「吾は、誰だ…」
その言葉の意味が分かったいつきは、竜に名前をつける。
その名は、アストラル……
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