【上巻】
「この値段でこんなサービスが受けられるなんて!」――居酒屋業界で成功をおさめ、「社長になる」夢を実現させた「和民」チェーン率いる渡邉美樹は、1998年、東証2部上場を果たした。この年、渡邉はあこがれの米国レストランチェーン「TGIフライデーズ」との提携に動いていた。持ち前の粘り強さで交渉を成功させた渡邉は、米国カジュアルレストランチェーンの日本展開という新業態に乗り出す。渡邉の次なる目標は、農業への進出だった。自前で作った有機野菜を、ワタミで使いたい。多様な人材が渡邉を慕い、集まり始める――。実名経済小説の傑作が誕生!
【下巻】
日本の料理を中国に紹介したいという男が現れた。香港でアパレルメーカーを経営していたというその男、デリックは、6カ月間、店舗で厨房とフロアの業務を黙々とこなし、渡邉から直接指導を受けることに。デスクは渡邉の隣、役員会・幹部会などすべての会議に同席、社長専用車に同乗して、渡邉の一挙手一投足を観察、すべてを学び香港で「和民」FC店を立ち上げる。海外進出の足掛かりとなった。一方で、アジアの最貧国・カンボジアの子供たちへの支援も広がりを見せ、さらに介護・教育分野へと理想は羽ばたくが――。衝突や後継者問題も待ち受ける。ベストセラー『青年社長』、待望の続編。





