二度のお別れ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041059425
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二度のお別れ

  • 著者 黒川 博行
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041059425

大阪府警捜査一課”黒マメ”コンビvs稀代の知能犯。圧巻の警察ミステリ!

三協銀行新大阪支店で強盗事件が発生。犯人は現金約400万円を奪い、客のひとりを拳銃で撃って人質として連れ去った。大阪府警捜査一課が緊急捜査を開始するや否や、身代金1億円を要求する脅迫状が届く。「オレワイマオコツテマス――」。脅迫状には切断された指が同封されていた。刑事の黒田は、相棒の“マメちゃん”こと亀田刑事とともに、知能犯との駆け引きに挑む。『破門』の直木賞作家のデビュー作にして圧巻の警察ミステリ。 三協銀行新大阪支店で強盗事件が発生。犯人は現金約400万円を奪い、客のひとりを拳銃で撃って人質として連れ去った。大阪府警捜査一課が緊急捜査を開始するや否や、身代金1億円を要求する脅迫状が届く。「オレワイマオコツテマス――」。脅迫状には切断された指が同封されていた。刑事の黒田は、相棒の“マメちゃん”こと亀田刑事とともに、知能犯との駆け引きに挑む。『破門』の直木賞作家のデビュー作にして圧巻の警察ミステリ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「二度のお別れ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 黒川博行さん初読み。そしてこの作品が黒川さんのデビュー作です。銀行強盗に連れ去られた人質。犯人の身代金要求に大阪府警は立ち向かうのだが。テンポの良い読み口とストーリー展開に一気に読めてしまう。目まぐる 黒川博行さん初読み。そしてこの作品が黒川さんのデビュー作です。銀行強盗に連れ去られた人質。犯人の身代金要求に大阪府警は立ち向かうのだが。テンポの良い読み口とストーリー展開に一気に読めてしまう。目まぐるしく変わる犯人の要求に、初めは犯人を甘く見ていた警察も混乱させられる。周到に準備された知能犯による犯行と気付くも時すでに遅く。知能犯の最後の告白に、平凡な日常が幸せであったと改めて思う。実は紙一重まで犯人に迫った夜があった。テンポ良く読める快作である。読了感はほろ苦く、一抹の寂しさがある。他作も読んでみたい。 …続きを読む
    yoshida
    2018年09月06日
    156人がナイス!しています
  • 黒川氏のデビュー作。白昼起こった銀行強盗事件、犯人は客を人質に連れ去り1億円の身代金を要求。行き当たりばったりに見えた犯行だが、犯人に翻弄される警察・・・。なにこれ、めっちゃ面白い!デビュー作でありな 黒川氏のデビュー作。白昼起こった銀行強盗事件、犯人は客を人質に連れ去り1億円の身代金を要求。行き当たりばったりに見えた犯行だが、犯人に翻弄される警察・・・。なにこれ、めっちゃ面白い!デビュー作でありながら完成度高し!軽妙でテンポの良い大阪弁の会話。良く練られた構成。犯人と警察の知恵比べ。読み進むにつれてなんとなくおかしいなと思い始めたけれど最後はそう来ましたか!「二度のお別れ」というタイトルもなるほどね。こんな面白い話を見逃していたとは!!今年一発目の五つ星です!★★★★★ …続きを読む
    サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
    2018年01月05日
    113人がナイス!しています
  • 上手い!兎に角上手い!に尽きる作品でした。トリックやプロットという小難しいことよりも純粋に『読み物』として面白いと思いました。 上手い!兎に角上手い!に尽きる作品でした。トリックやプロットという小難しいことよりも純粋に『読み物』として面白いと思いました。
    ehirano1
    2019年10月20日
    97人がナイス!しています

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