「革命」再考 資本主義後の世界を想う

「革命」再考 資本主義後の世界を想う

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

作品特設サイト
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年01月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
256
ISBN:
9784040821214

「革命」再考 資本主義後の世界を想う

  • 著者 的場 昭弘
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年01月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
256
ISBN:
9784040821214

アメリカに続き、フランス大統領選も!? グローバル“後”の世界が来る。

アメリカに続き、フランス大統領選も!? グローバル“後”の世界が来る。

革命とは、新しい価値観による旧来の価値観の転覆である。
資本主義の危機は、勝利の美酒に酔ったときに始まった。

アラブの春の時は泡沫の夢として。IS台頭の際は悪夢として。ウォ―ル街のオキュパイ運動を始めとした反グローバリズム運動の際には希望として。
ロシア革命より100年、皮肉な事にソ連崩壊後の方が「革命」を望む声・警戒する声が起きている。
アメリカ大統領選を筆頭に、極左と極右に揺れる世界はグローバル“後”に向かっているのだ。
革命は起こりえる。今こそ、その現象を分析する必要がある。

革命は、新しい価値観による旧来の価値観の転覆だ
■政治的解放が政治への無関心へと進む
■歴史修正主義は現実肯定主義から生まれた
■資本は儲からなくなると国家主義的になる
■階級闘争は利益に対する闘争ではない
■現代社会の問題は、もはやたんなる人権の問題ではない

<目次>

最初ひとこと
はじめに

序章 革命とは何か
第一節 政権移譲は革命と見なされるか
第二節 未来への希望

第一章 二〇世紀革命論の母
第一節 マルクスの革命観
第二節 フランス革命の自己矛盾
第三節 社会的解放とは何か

第二章 現実肯定主義からの革命批判
第一節 異なる二つの革命の見方
第二節 アーレントの革命観
第三節 フュレの革命観
第四節 三者の共通理解

第三章 新しい暴力、無政府運動
第一節 中央と周辺、搾取と収奪の位置関係
第二節 一八四八年革命とパリ・コミューン
第三節 暴力と革命

第四章 革命と反革命
第一節 レーニンの革命観
第二節 トロツキー
第三節 革命の失敗
第四節 スターリンの支配体制

第五章 新自由主義と結合した「革命」
第一節 個人と集団の問題
第二節 革命の中に人間の意志を見る
第三節 新自由主義と合流する革命論
第四節 新自由主義の「革命」

終章 人間の新しい可能性を示す

おわりに
主要参考・引用文献
アメリカに続き、フランス大統領選も!? グローバル“後”の世界が来る。

革命とは、新しい価値観による旧来の価値観の転覆である。
資本主義の危機は、勝利の美酒に酔ったときに始まった。

アラブの春の時は泡沫の夢として。IS台頭の際は悪夢として。ウォ―ル街のオキュパイ運動を始めとした反グローバリズム運動の際には希望として。
ロシア革命より100年、皮肉な事にソ連崩壊後の方が「革命」を望む声・警戒する声が起きている。
アメリカ大統領選を筆頭に、極左と極右に揺れる世界はグローバル“後”に向かっているのだ。
革命は起こりえる。今こそ、その現象を分析する必要がある。

革命は、新しい価値観による旧来の価値観の転覆だ
■政治的解放が政治への無関心へと進む
■歴史修正主義は現実肯定主義から生まれた
■資本は儲からなくなると国家主義的になる
■階級闘争は利益に対する闘争ではない
■現代社会の問題は、もはやたんなる人権の問題ではない

<目次>

最初ひとこと
はじめに

序章 革命とは何か
第一節 政権移譲は革命と見なされるか
第二節 未来への希望

第一章 二〇世紀革命論の母
第一節 マルクスの革命観
第二節 フランス革命の自己矛盾
第三節 社会的解放とは何か

第二章 現実肯定主義からの革命批判
第一節 異なる二つの革命の見方
第二節 アーレントの革命観
第三節 フュレの革命観
第四節 三者の共通理解

第三章 新しい暴力、無政府運動
第一節 中央と周辺、搾取と収奪の位置関係
第二節 一八四八年革命とパリ・コミューン
第三節 暴力と革命

第四章 革命と反革命
第一節 レーニンの革命観
第二節 トロツキー
第三節 革命の失敗
第四節 スターリンの支配体制

第五章 新自由主義と結合した「革命」
第一節 個人と集団の問題
第二節 革命の中に人間の意志を見る
第三節 新自由主義と合流する革命論
第四節 新自由主義の「革命」

終章 人間の新しい可能性を示す

おわりに
主要参考・引用文献

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

<目次>

最初ひとこと
はじめに
序章 革命とは何か
第一節 政権移譲は革命と見なされるか 第二節 未来への希望

第一章 二〇世紀革命論の母
第一節 マルクスの革命観 第二節 フランス革命の自己矛盾
第三節 社会的解放とは何か

第二章 現実肯定主義からの革命批判
第一節 異なる二つの革命の見方 第二節 アーレントの革命観
第三節 フュレの革命観 第四節 三者の共通理解

第三章 新しい暴力、無政府運動
第一節 中央と周辺、搾取と収奪の位置関係 第二節 一八四八年革命とパリ・コミューン
第三節 暴力と革命

第四章 革命と反革命
第一節 レーニンの革命観 第二節 トロツキー
第三節 革命の失敗 第四節 スターリンの支配体制

第五章 新自由主義と結合した「革命」
第一節 個人と集団の問題 第二節 革命の中に人間の意志を見る
第三節 新自由主義と合流する革命論 第四節 新自由主義の「革命」

終章 人間の新しい可能性を示す
おわりに
主要参考・引用文献

「「革命」再考 資本主義後の世界を想う」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 革命思想を振り返る本。マルクス=レーニン主義をベースにしつつも、そこから派生して様々な思想家に触れている。革命思想において、大切なのは不可視の貧民を詳らかにすること、というのは納得。トランプ、習近平、 革命思想を振り返る本。マルクス=レーニン主義をベースにしつつも、そこから派生して様々な思想家に触れている。革命思想において、大切なのは不可視の貧民を詳らかにすること、というのは納得。トランプ、習近平、プーチンときて、英国のEU離脱となり従前の世界観が崩れてきている今、革命思想を振り返るのは必要かも。あと、フランス革命を経験している所為か、フランス人に革命思想家が多いのは面白い。 …続きを読む
    Ex libris 毒餃子
    2017年01月22日
    6人がナイス!しています
  • 2017年1月に出版された的場昭弘経済学博士による著。251ページの新書で8章ほどに分けられ各章末には注があり専門用語・歴史事件が解説、各章も短い節と小節にわけられ読みやすいので1週間もあれば通読はできる。本 2017年1月に出版された的場昭弘経済学博士による著。251ページの新書で8章ほどに分けられ各章末には注があり専門用語・歴史事件が解説、各章も短い節と小節にわけられ読みやすいので1週間もあれば通読はできる。本書が良心的であるのは、著者の他書と内容の重複が少ないこと。マルクスの作品にしても本書では初期の作品を解説。歴史ではロベスピエール、パリ・コミューン、レーニン、スターリンらを多彩な人物からの引用から紹介。学術的に解説しているので内容に信用がおける。 …続きを読む
    荒野の狼
    2017年06月25日
    4人がナイス!しています
  • 人権とは我々が理解しているそれではなく、私的所有を前提としたものではないか? これを命題として過去の革命が何を目指し、どこでつまずいていったのかを書いた労作。 人権とは我々が理解しているそれではなく、私的所有を前提としたものではないか? これを命題として過去の革命が何を目指し、どこでつまずいていったのかを書いた労作。
    ukmsblue
    2017年01月12日
    3人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品