わかる仏教史

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784044001810
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わかる仏教史

  • 著者 宮元 啓一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784044001810

インド、中国から日本まで。仏教のすべてを歴史から徹底整理!

上座部か大乗か、出家か在家か、
実在論か唯名論か、顕教か密教か――。
ひとくちに仏教といっても、その内実はさまざま。
国と時代を超えて広められた仏の教えは
いかに枝分かれし、豊かな思想の森をつくりあげたのか。
インドに花開いたブッダの思想が中国において整理され、
やがて日本に根づくまでをインド哲学の第一人者が徹底解説。
空海、法然、親鸞ら国内の名僧も簡潔に位置づけ、
流れがわかって疑問が解ける仏教入門の決定版!
上座部か大乗か、出家か在家か、
実在論か唯名論か、顕教か密教か――。
ひとくちに仏教といっても、その内実はさまざま。
国と時代を超えて広められた仏の教えは
いかに枝分かれし、豊かな思想の森をつくりあげたのか。
インドに花開いたブッダの思想が中国において整理され、
やがて日本に根づくまでをインド哲学の第一人者が徹底解説。
空海、法然、親鸞ら国内の名僧も簡潔に位置づけ、
流れがわかって疑問が解ける仏教入門の決定版!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

 はじめに

I 仏教誕生

 1.仏教が生まれたころ
 2.ゴータマ・ブッダの生涯
 3.ゴータマ・ブッダの仏教

II 初期仏教

III 部派仏教

IV 大乘仏教

 1.初期大乘仏教
 2.中期大乘仏教
 3.大乘仏教の哲学
 4.密教と後期大乘仏教

V チベット仏教

VI 中国仏教

 1.仏教の伝来
 2.南北朝時代の仏教
 3.隨唐時代の仏教
 4.宋代以後の仏教

VII 日本仏教

 1.はじめのころ
 2.平安仏教
 3.鎌倉仏教
 4.室町時代から安土桃山時代の仏教
 5.江戸時代の仏教

おわりに
参考文献

「わかる仏教史」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「日本仏教の源流を明らかにするために」は仏教とはどのようなものであるかを知るため、誕生の地で仏教がどのような展開を見せたかをよく知ることが肝心、と著者は確信しているため、全体の6割程がインド仏教史に割 「日本仏教の源流を明らかにするために」は仏教とはどのようなものであるかを知るため、誕生の地で仏教がどのような展開を見せたかをよく知ることが肝心、と著者は確信しているため、全体の6割程がインド仏教史に割かれている。インドについてはその歴史や地理に明るくないため、なかなか内容が頭に入ってこない。何冊も仏教系の本を読んでいるので、繰り返し登場するものはなんとなく覚えているけど、インド哲学は深すぎて、私のような凡人にはやはり理解するのは難しい。浄土教が中国で起こり、盛んだったことは意外だった。 …続きを読む
    chantal(シャンタール)
    2019年07月16日
    76人がナイス!しています
  • 浄土真宗を中心に仏教についていろいろ調べる前段階として手に取りました。そのため、仏教の起源と日本での展開に特に興味をもって読みました。単純にインドと日本での展開を比較すると、インドは国家権力とは独立的 浄土真宗を中心に仏教についていろいろ調べる前段階として手に取りました。そのため、仏教の起源と日本での展開に特に興味をもって読みました。単純にインドと日本での展開を比較すると、インドは国家権力とは独立的な動きをした(そのため、ヒンドゥー教を国教としたグプタ朝の成立で衰退する)が、日本は当初から国の管理下におき、占星術や軍学を学ぶことは禁止とした(政治と宗教の距離が近いため、政界で発言力を持つ僧が出てくるようになった)。紙幅の関係から各宗派の説明があっさりしているが要領よくまとまっているので効率が良かった。 …続きを読む
    ゲオルギオ・ハーン
    2022年02月07日
    23人がナイス!しています
  • 「わかる」と銘打ち分量も多くないが、内容は高度で入門書に非ず。「わかる」本ではない。著者はインド哲学が専門。「インド生誕である仏教はインド思想の枠内で捉えるべき」という立場で、また、仏教哲学に関心はあ 「わかる」と銘打ち分量も多くないが、内容は高度で入門書に非ず。「わかる」本ではない。著者はインド哲学が専門。「インド生誕である仏教はインド思想の枠内で捉えるべき」という立場で、また、仏教哲学に関心はあるが、”非”仏教徒を宣明する。よって各宗派の教義には関心がない。叙述は非常に中立で客観的だ。これは学究的に正しいが、悪く言えば冷めてる。また、インド哲学が専門とあって、仏教誕生・初期仏教・初期大乗仏教に多くの頁を割き、南伝仏教やチベット仏教は微々たる記述しかない。偏りがあるのだ。オススメは出来ない本です…。 …続きを読む
    ホシ
    2018年03月12日
    18人がナイス!しています

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