七日間の幽霊、八日目の彼女

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
274
ISBN:
9784048923125
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七日間の幽霊、八日目の彼女

  • 著者 五十嵐 雄策
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
274
ISBN:
9784048923125

あの夏、ぼくの前に突然“彼女”がやってきた――。

あの夏、僕の前にやってきたのは、いないはずの"彼女"だった――。

――ぼくは、彼女が誰なのかわからない。
ちょっとした不注意で事故に遭い、入院することになったぼく。退院の日、目の前に現れた女の子は、ぼくの"彼女"だと自己紹介してくれた。でも、ぼくの記憶では自分には彼女はいなかったはずなのに。
――彼は、わたしが誰なのかわからない。
今回の夏も、わたしは彼の前にやってきた。二人で過ごした日々、一緒に見上げた星空を取り戻すために。同じ七日間を過ごす彼を連れて、八日目の世界を教えるために。

これは、夏を繰り返す、彼女とぼくの不思議な恋の物語。
あの夏、僕の前にやってきたのは、いないはずの"彼女"だった――。

――ぼくは、彼女が誰なのかわからない。
ちょっとした不注意で事故に遭い、入院することになったぼく。退院の日、目の前に現れた女の子は、ぼくの"彼女"だと自己紹介してくれた。でも、ぼくの記憶では自分には彼女はいなかったはずなのに。
――彼は、わたしが誰なのかわからない。
今回の夏も、わたしは彼の前にやってきた。二人で過ごした日々、一緒に見上げた星空を取り戻すために。同じ七日間を過ごす彼を連れて、八日目の世界を教えるために。

これは、夏を繰り返す、彼女とぼくの不思議な恋の物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「七日間の幽霊、八日目の彼女」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 短夜に怯え、繰り返した夏。そこには呼吸、身体だってちゃんとある。ただ、想い出だけが失われたまま──。どうしても、どうしたって絶対に貴方が良かった。私には、貴方しかいなかった。忘れない。忘れないよ。あのこ 短夜に怯え、繰り返した夏。そこには呼吸、身体だってちゃんとある。ただ、想い出だけが失われたまま──。どうしても、どうしたって絶対に貴方が良かった。私には、貴方しかいなかった。忘れない。忘れないよ。あのこと座も小さな夏の第三角も。だから貴方も忘れないでいて。涙を隠して笑える程、降り注いだ星の数だけただ一人貴方だけを想ってきた。あの日、名付け掴んだ星は八日目の私を照らしてくれたね。居場所をくれた。大好きな人を救ってくれた。大切な想い出をあの空から返してくれた。夜に浮かぶあの星座のように私達を、繋いでくれたの。 …続きを読む
    優愛
    2017年11月04日
    59人がナイス!しています
  • 意外性こそないものの、ふわっと自然なイメージが心に残る。シンプルで、優しくて、ちょっと哀しい。 意外性こそないものの、ふわっと自然なイメージが心に残る。シンプルで、優しくて、ちょっと哀しい。
    佐島楓
    2016年09月30日
    57人がナイス!しています
  • 彼女の秘密は悲しい。ただ、彼氏への想い、その背景、最後のどんでん返しと想いが記憶に残る。切ない系恋愛はいい。 彼女の秘密は悲しい。ただ、彼氏への想い、その背景、最後のどんでん返しと想いが記憶に残る。切ない系恋愛はいい。
    おつまみ
    2019年09月29日
    55人がナイス!しています

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