ナーダという名の少女

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041044438
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ナーダという名の少女

  • 著者 角野 栄子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041044438

魔女の宅急便の著者が贈る、二人の少女の美しく幻想的な物語。

カルナバル(カーニバル)の国、ブラジル。日本人の父を持つ15歳のアリコは、映画館を出たところで同い年の不思議な少女から声をかけられる。右目は翡翠色、左目は水色の名前はナーダ、「なんにもない」という意味だという。何者にも縛られず自由気ままな一人暮らしの彼女が、引きこもりがちのアリコには眩しく映った。ある日、ナーダに誘われたパーティで、アリコはジットという青年に出会う。ジッドに会っちゃだめ…とナーダからくぎを刺されるが、自分の気持ちに嘘がつけないアリコは恋に落ちていく。しかし、彼から不思議なことを言われる。ジットだけではない、パーティで親しげにナーダから紹介された友人たちも改めて彼女のことを尋ねると、「そんな子いたかな?」。ナーダは本当に存在するのだろうか? 自分とどういう関係があるのだろうか? サンバのリズムに浮かび上がる光と影で描かれる、二人の少女の幻想的でミステリアスな物語! カルナバル(カーニバル)の国、ブラジル。日本人の父を持つ15歳のアリコは、映画館を出たところで同い年の不思議な少女から声をかけられる。右目は翡翠色、左目は水色の名前はナーダ、「なんにもない」という意味だという。何者にも縛られず自由気ままな一人暮らしの彼女が、引きこもりがちのアリコには眩しく映った。ある日、ナーダに誘われたパーティで、アリコはジットという青年に出会う。ジッドに会っちゃだめ…とナーダからくぎを刺されるが、自分の気持ちに嘘がつけないアリコは恋に落ちていく。しかし、彼から不思議なことを言われる。ジットだけではない、パーティで親しげにナーダから紹介された友人たちも改めて彼女のことを尋ねると、「そんな子いたかな?」。ナーダは本当に存在するのだろうか? 自分とどういう関係があるのだろうか? サンバのリズムに浮かび上がる光と影で描かれる、二人の少女の幻想的でミステリアスな物語!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「ナーダという名の少女」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 光と影の中で紡がれる少女たちの運命が眩しくてたまりませんでした。ブラジルで父親と孤独に暮らすアリコが出会った少女・ナーダ。お互いが近づき惹かれていくのが愛おしかったです。ブラジルのリアルな空気から伝わ 光と影の中で紡がれる少女たちの運命が眩しくてたまりませんでした。ブラジルで父親と孤独に暮らすアリコが出会った少女・ナーダ。お互いが近づき惹かれていくのが愛おしかったです。ブラジルのリアルな空気から伝わる運命に引き込まれました。ナーダの正体に何気なく気づくものがありますが、ナーダがいたからこそアリコは変われたのだと思います。この物語はブラジルという舞台でなければ成立しなかった物語のような気がしてなりません。 …続きを読む
    優希
    2017年01月22日
    91人がナイス!しています
  • 【Audible】1人は生後まもなく死に1人は生き残った双子の姉妹。生き残った15歳のアリコは不思議な少女 ナーダに会う。死んでいる少女の方が生き生きとして、生きている方が消極的な性格で 「生きているように生きろ 【Audible】1人は生後まもなく死に1人は生き残った双子の姉妹。生き残った15歳のアリコは不思議な少女 ナーダに会う。死んでいる少女の方が生き生きとして、生きている方が消極的な性格で 「生きているように生きろ」とハッパをかけられる、不思議な物語です。死くらいでは消されない強烈な個性の持ち主 ナーダはロボットに宿り、世界を旅する相棒を手に入れたのかな? …続きを読む
    hirune
    2018年03月09日
    33人がナイス!しています
  • ブラジル リオデジャネイロが舞台。15歳の少女アリコは、不思議な少女ナーダと出会う。消極的なアリコに対して、積極的で強気なナーダ。「生きているように生きろ」という言葉が印象的でした。 ブラジル リオデジャネイロが舞台。15歳の少女アリコは、不思議な少女ナーダと出会う。消極的なアリコに対して、積極的で強気なナーダ。「生きているように生きろ」という言葉が印象的でした。
    おはなし会 芽ぶっく 
    2020年03月04日
    16人がナイス!しています

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著者紹介

写真:角野 栄子(かどの・えいこ)

角野 栄子(かどの・えいこ)

東京深川生まれ。児童文学作家。『魔女の宅急便』『ラストラン』など、数多くの作品を生み出してきた。サンケイ児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞など受賞多数。紫綬褒章に続き、2014年旭日小綬章受賞。

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