風景

2011年 第39回 泉鏡花賞

風景

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784044000776
label

2011年 第39回 泉鏡花賞

風景

  • 著者 瀬戸内 寂聴
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784044000776

道ならぬ情愛の記憶をつづる、第39回泉鏡花文学賞受賞作!

思いがけない安吾賞受賞を契機に、かつての破滅的な恋が胸によみがえる「デスマスク」。
戦時下の北京で運命的に出会った恩人との思い出、その邂逅と別れとを描く「絆」。
およそ四十年前、心密かに準備してきた得度を目前にして揺れた女心と、師僧の言葉を初めて明かす「そういう一日」――。

激動の半生をもとに、胸に深く刻まれた体験と道ならぬ情愛の記憶を渾身の筆でつづる、珠玉の自伝的短編小説集。第39回泉鏡花賞文学賞受賞作。
思いがけない安吾賞受賞を契機に、かつての破滅的な恋が胸によみがえる「デスマスク」。
戦時下の北京で運命的に出会った恩人との思い出、その邂逅と別れとを描く「絆」。
およそ四十年前、心密かに準備してきた得度を目前にして揺れた女心と、師僧の言葉を初めて明かす「そういう一日」――。

激動の半生をもとに、胸に深く刻まれた体験と道ならぬ情愛の記憶を渾身の筆でつづる、珠玉の自伝的短編小説集。第39回泉鏡花賞文学賞受賞作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

デスマスク

そういう一日

車窓
迷路
悋気

「風景」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 学生時代に初読み作家さん当時「瀬戸晴美」さん以来何十年ぶりかの二作目。波乱万丈の生き方に裏付けされる自伝的短編集。描かれている男女の様々な関わり模様が寂聴ワールド。好きも嫌いも感動もなんとも言えない読 学生時代に初読み作家さん当時「瀬戸晴美」さん以来何十年ぶりかの二作目。波乱万丈の生き方に裏付けされる自伝的短編集。描かれている男女の様々な関わり模様が寂聴ワールド。好きも嫌いも感動もなんとも言えない読後感。ただ厚みのある魂が感じられ、そうかぁと。 …続きを読む
    さいちゃん
    2019年05月10日
    6人がナイス!しています
  • 三島由紀夫は「晴美」と名乗っていた頃の著者に「どうして手紙はあんなに面白いのに小説はこんなに詰まらないんだ」と言ったそうだが、似たようなことを感じた。 自伝的はじめの三作は、老死の苦しみを背景に過去で 三島由紀夫は「晴美」と名乗っていた頃の著者に「どうして手紙はあんなに面白いのに小説はこんなに詰まらないんだ」と言ったそうだが、似たようなことを感じた。 自伝的はじめの三作は、老死の苦しみを背景に過去で捨て去ってしまった恋の苦しみが滲み、とても良い読み心地だった。しかして後の四作はどうだろう。巧く面白い小説であることに間違いないが、不倫や私生児といったテーマは少し食傷気味になる。薄い本なので一気に読んでしまえばそんな事もないかも知れない。 …続きを読む
    織沢
    2021年03月02日
    1人がナイス!しています
  • 自伝要素の強い前半三編と創作要素の強い後半四編を収録した短編集。個人的には、さまざまな人生経験を積んだ作者にしか出せない趣や立体感のある前半三編の方が好み。 自伝要素の強い前半三編と創作要素の強い後半四編を収録した短編集。個人的には、さまざまな人生経験を積んだ作者にしか出せない趣や立体感のある前半三編の方が好み。
    玉露
    2022年09月24日
    0人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品