蝶結び かわら版売り事件帖

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年12月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784041038161

蝶結び かわら版売り事件帖

  • 著者 犬飼 六岐
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年12月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784041038161

絡み合う心と事件。 この結び目は、ほどけるのか──。

父とふたり暮らしのおみつは、父甚助の様子がおかしいのを心配していた。母に先立たれてから、三度ほど、突然人が変わったような口ぶりになっている時があるのだ──。生真面目で、かわら版を読むことだけが楽しみな父はどうしてしまったのだろう。
一方、かわら版売りの才助は、泥酔して目を覚ますと、見知らぬ女の股枕で寝ていた。さらにその部屋の隅には、死体の男が……。女の顔にも、死体にも身に覚えがない才助は、戯作者の青山孫四郎に先程の出来事を打ち明けるのだった。すると、驚いたことに孫四郎は、ひと月ほどまえのかわら版の記事に状況が似ているというのだ。創作のかわら版が現実になったのか? 才助と孫四郎は、事の真相を確かめようとするが──。
父とふたり暮らしのおみつは、父甚助の様子がおかしいのを心配していた。母に先立たれてから、三度ほど、突然人が変わったような口ぶりになっている時があるのだ──。生真面目で、かわら版を読むことだけが楽しみな父はどうしてしまったのだろう。
一方、かわら版売りの才助は、泥酔して目を覚ますと、見知らぬ女の股枕で寝ていた。さらにその部屋の隅には、死体の男が……。女の顔にも、死体にも身に覚えがない才助は、戯作者の青山孫四郎に先程の出来事を打ち明けるのだった。すると、驚いたことに孫四郎は、ひと月ほどまえのかわら版の記事に状況が似ているというのだ。創作のかわら版が現実になったのか? 才助と孫四郎は、事の真相を確かめようとするが──。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「蝶結び かわら版売り事件帖」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • これは前作があったのかな?かわら版売りの才助と、武士で隠居しながら執筆する孫四郎が謎を追っていくお話。妻を亡くした桶職人の甚助とおみつ親子。趣味のかわら版を読み、様子がおかしくなる父親に不安を覚えるお これは前作があったのかな?かわら版売りの才助と、武士で隠居しながら執筆する孫四郎が謎を追っていくお話。妻を亡くした桶職人の甚助とおみつ親子。趣味のかわら版を読み、様子がおかしくなる父親に不安を覚えるおみつ。おみつが健気で最悪の展開は見たくないなと思いながら読んだ。事件の結末は意外で血なまぐさかった。面白い部分もありましたが、どこか物足りなさも感じる。 …続きを読む
    フキノトウ
    2017年07月26日
    22人がナイス!しています
  • 2160-380-1 初読み作家444人目。ちょっと合わなかったみたい💦 2160-380-1 初読み作家444人目。ちょっと合わなかったみたい💦
    Yuna Ioki☆
    2021年12月02日
    15人がナイス!しています
  • 御鉄砲百人組を養子に譲り隠居した青山孫四郎は瓦版の戯作者、最近は拙いながらも挿絵も手掛けている。才助はその瓦版売り、版元の夕雲堂では一番の腕前。この二人が瓦版のネタに関わる事件に疑問を持ち謎解きに奔走 御鉄砲百人組を養子に譲り隠居した青山孫四郎は瓦版の戯作者、最近は拙いながらも挿絵も手掛けている。才助はその瓦版売り、版元の夕雲堂では一番の腕前。この二人が瓦版のネタに関わる事件に疑問を持ち謎解きに奔走するという設定。かつて瓦版の絵師で尼となっている綾井市麻呂も協力する。今回は瓦版のネタに己が成りきる(無意識に同じ事件を起こしてしまう)桶屋の男と娘・おみつの物語。事件の顛末はすっきりしないが、市井の泥臭い描写がなかなかに味がある。シリーズ化の予定なのだろう。おみつは12歳、孫四郎が養うことになった。★3.5 …続きを読む
    ソババッケ
    2017年02月16日
    15人がナイス!しています

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