記憶屋

映画化作品

第22回 日本ホラー小説大賞 読者賞

記憶屋

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041035542
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映画化作品

第22回 日本ホラー小説大賞 読者賞

記憶屋

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041035542

記憶を消す怪人の正体とは? 第22回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作!

もしも「記憶屋」が、つらくて忘れたい記憶を消してくれるなら、あなたはどうする――?

夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」――。大学生の遼一は、そんなものはただの都市伝説だと思っていた。だが互いにほのかな想いを寄せ、一緒に夜道恐怖症を乗り越えようとしていた先輩・杏子が「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れ去ってしまう。まさかと思う遼一だが、他にも周囲で不自然に記憶を無くした人物を知り、真相を探り始める。遼一は、“大切なものを守るために記憶を消したい”と願う人々に出逢うのだが……。

「記憶」を消せることは、果たして救いなのだろうか――? 
そして、都市伝説の怪人「記憶屋」の正体とは――?

衝撃的で切ない結末に、きっと涙こぼれる。
二度読み必至の青春ノスタルジックホラー!


★第22回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作★
書店員さんの支持No.1!! 「泣けました…」と感涙・絶賛の声、続々!!

・ノスタルジックホラーの名作になる予感がします。泣けるホラーとして推したいです。
――中目黒ブックセンター 佐藤亜希子さん

・一ページも目をそらすことのできない心のゆさぶられかたでした。
――オリオン書房 所沢店 高橋美里さん

・ミステリー要素も濃密でとても自分好みの作品でした。
――TSUTAYA 三軒茶屋店 栗俣力也さん

・恐怖感やせつなさ悲しさなどいろんな感情がこみあげてきました。
――八重洲ブックセンター 本店 鈴木貴之さん
もしも「記憶屋」が、つらくて忘れたい記憶を消してくれるなら、あなたはどうする――?

夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」――。大学生の遼一は、そんなものはただの都市伝説だと思っていた。だが互いにほのかな想いを寄せ、一緒に夜道恐怖症を乗り越えようとしていた先輩・杏子が「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れ去ってしまう。まさかと思う遼一だが、他にも周囲で不自然に記憶を無くした人物を知り、真相を探り始める。遼一は、“大切なものを守るために記憶を消したい”と願う人々に出逢うのだが……。

「記憶」を消せることは、果たして救いなのだろうか――? 
そして、都市伝説の怪人「記憶屋」の正体とは――?

衝撃的で切ない結末に、きっと涙こぼれる。
二度読み必至の青春ノスタルジックホラー!


★第22回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作★
書店員さんの支持No.1!! 「泣けました…」と感涙・絶賛の声、続々!!

・ノスタルジックホラーの名作になる予感がします。泣けるホラーとして推したいです。
――中目黒ブックセンター 佐藤亜希子さん

・一ページも目をそらすことのできない心のゆさぶられかたでした。
――オリオン書房 所沢店 高橋美里さん

・ミステリー要素も濃密でとても自分好みの作品でした。
――TSUTAYA 三軒茶屋店 栗俣力也さん

・恐怖感やせつなさ悲しさなどいろんな感情がこみあげてきました。
――八重洲ブックセンター 本店 鈴木貴之さん

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

Prologue
1st.Episode:ノーティス
 at present 1
2nd.Episode:ラスト・レター
 at preset 2
3rd. Episode:コーリング・フォー・モラトリアム
 at present 3
4th Episode:ファースト・アンド・ラスト・コンタクト

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メディアミックス情報

NEWS

映画「記憶屋」

2020年全国ロードショー
出演:山田涼介 芳根京子 蓮佛美沙子/佐々木蔵之介
監督:平川雄一朗
原作:織守きょうや『記憶屋』(角川ホラー文庫刊)
©2020「記憶屋」製作委員会

プロモーションムービー

『記憶屋』織守きょうや 著 あらすじ動画

「記憶屋」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2016年533冊め。忘れてしまいたい記憶を消してくれる存在がいたら、頼みたいことがある人はきっと多い。どんなに辛く悲しいことも自分を形作るひとつだから、という立派なことを言ってくれる人はいるけれど、本当に 2016年533冊め。忘れてしまいたい記憶を消してくれる存在がいたら、頼みたいことがある人はきっと多い。どんなに辛く悲しいことも自分を形作るひとつだから、という立派なことを言ってくれる人はいるけれど、本当に、忘れることができたらどんなに救われるだろうことを抱えて生きる人はいる。ホラーではないけれど、人の心の動きを追って迫る「怖さ」がある。ホラー小説大賞の「読者賞」というのも頷ける、一定の共感を誘う作品。 …続きを読む
    扉のこちら側
    2016年07月10日
    325人がナイス!しています
  • ホラー要素はなかったので、むしろホッとしました。ただ、記憶屋の正体を探したりするから、その辺はミステリー?サスペンス?かしら。記憶屋の正体にはビックリしたけど、それ以上に切なさが上回りました。自分自身 ホラー要素はなかったので、むしろホッとしました。ただ、記憶屋の正体を探したりするから、その辺はミステリー?サスペンス?かしら。記憶屋の正体にはビックリしたけど、それ以上に切なさが上回りました。自分自身の一方通行な気持ちではなく、あまりに相手の気持ちを察知して、それで記憶を消すんでしょうね。ところで、さすがに遼一くんは鈍感というか無神経というか、あまり好きになれないキャラクターでした。杏子ちゃんのトラウマに対して、デリカシーに欠けていましたから。弁護士の対応は賢明かと。最初は世にも奇妙な物語かと思いました。 …続きを読む
    mmts(マミタス)
    2016年06月20日
    293人がナイス!しています
  • ★★★☆☆ 再読。突如記憶の一部を失った知人と、記憶屋の都市伝説。主人公が調査を始めると、記憶を失った当事者は、辛い体験を抱えていたらしい事が分かってくる…。 弁護士や幼馴染エピソードがしみじみといいお話し ★★★☆☆ 再読。突如記憶の一部を失った知人と、記憶屋の都市伝説。主人公が調査を始めると、記憶を失った当事者は、辛い体験を抱えていたらしい事が分かってくる…。 弁護士や幼馴染エピソードがしみじみといいお話しでした。ただ、私は屈折してるので色々気になります。出来事に関係するモノ(例えばプレゼントとか)や人(例えば二人の間の子供とか)など、記憶と不可分のしがらみが沢山あって、一部だけ取るなんて不可能では?とか。 怖くないので、ホラーだと思って敬遠しなくても大丈夫。惹句ほど切ないかというと…人によるか…? …続きを読む
    bookkeeper
    2019年01月30日
    281人がナイス!しています

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著者紹介

織守きょうや

1980年イギリス・ロンドン生まれ。兵庫県在住。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞し、『霊感検定』でデビュー。2015年「記憶屋」(京谷名義)で第22回日本ホラー小説大賞の読者賞を受賞。弁護士として働く傍ら小説執筆。その他の著作に『少女は鳥籠で眠らない』『世界の終わりと始まりの不完全な処遇』『ただし、無音に限り』『響野怪談』などがある。

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