怪談専門誌 幽 VOL.24

リアルかフェイクか 虚実のあわいに

  • 著者 綾辻 行人
  • 著者 京極 夏彦
  • 著者 小野 不由美
  • 著者 有栖川 有栖
  • 著者 山白 朝子
  • 著者 恒川 光太郎
  • 著者 円城 塔
  • 著者 初野 晴
  • 定価  円(本体円+税)
  • 発売日:2015年12月17日
  • レーベル:
怪談専門誌 幽 VOL.24

リアルかフェイクか 虚実のあわいに

世にありとある怪談は、文芸作品であれ映像作品であれ、「事実」と「虚構」を両端に据えた、面妖なるグラデーションのいずれかに位置づけられるはずだ。
その領域を、事実と虚構のボーダーランドと呼ぶことも可能だろう。近年、主に映像分野で注目を集めてきた「フェイク・ドキュメンタリー」もしくは「モキュメンタリー」は、そうした怪談本来の特性をいわば逆手にとることで、日常を切り裂き、現実を震撼させようとしてやまない、いかがわしくも魅力的なジャンルである。おりしも、それら映像作家の営為に挑発されるかのごとく、小野不由美の『残穢』を筆頭に、『幽』で連載中の京極夏彦『虚談』や辻村深月の最新刊『きのうの影踏み』など、虚実皮膜のあわいに果敢に踏み込む文芸作品も相次いでいる。
怪談という表現の本質を、いま一度、見つめ直すために──『幽』次号は「リアルか、フェイクか」というテーマで、怪談表現の過去と現在を総展望いたします。

もくじ

特集
◆浅田次郎『神坐す山の物語』ほかをめぐって 浅田次郎氏インタビュー
東雅夫 御嶽山(みたけさん)イベントルポ

◆論考 近世/近代/現代
小二田誠二「フェイク・ドキュメンタリーのルーツとしての江戸実録本をめぐって」
千街晶之「『リング』から『残穢』に至る怪談実話史をめぐって」ほか

◆復刻
平山盧江

◆特別寄稿
福澤徹三

◆インタビュー
『残穢』『鬼談百景』監督:中村義洋

◆座談
NHKドラマ『怪異TV』制作秘話

◆エッセイ
道尾秀介/花房観音/長江俊和/黒史郎

◆連載
綾辻行人、小野不由美、京極夏彦、有栖川有栖、初野晴、朱野帰子、高橋葉介、諸星大二郎、柴門ふみ、波津彬子、伊藤三巳華ほか

◆インタビュー
辻村深月『きのうの影踏み』、田中康弘『山怪』ほか


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