百年法 上

2013年 第66回 日本推理作家協会賞

百年法 上

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784041027097
label

2013年 第66回 日本推理作家協会賞

百年法 上

  • 著者 山田 宗樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784041027097

衝撃の第66回日本推理作家協会賞受賞作!

不老不死が実現した日本。しかし、法律により百年後に死ななければならない――西暦2048年。百年の生と引き替えに、不老処置を受けた人々の100年目の死の強制が目前に迫っていた。その時人々の選択は――!? 不老不死が実現した日本。しかし、法律により百年後に死ななければならない――西暦2048年。百年の生と引き替えに、不老処置を受けた人々の100年目の死の強制が目前に迫っていた。その時人々の選択は――!?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

おすすめコメント

凄いぞ。面白いぞ。読み始めたら途中でやめることは絶対にできない。もう一気読みである。
――北上次郎(文芸評論家)

やっぱり人間を信じよう。そう素直に思えるラストに感動した。
――瀧井朝世(ライター)

これは我々の進むべき道を示した、エンターテインメントという啓示だ。
――貴志祐介(作家)

100年きりの命なんて!僕なら死から永遠に逃げます。そうでしょう?
――えすのサカエ(『未来日記』漫画家)

今世紀の「悪夢」の先に見えるのは、地獄か、光か――
人類、必読。
――大野更紗(作家)

同じシリーズの作品

プロモーションムービー

第66回日本推理作家協会賞受賞!

『百年法』テレビCM+ラジオドラマ

「百年法 上」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 何これおもしろい!自分の今年1位かも。「死」という一貫したテーマで、政治・警察・一般人・テロリストなどの要素の考えが各要素に絡み合って繋がり、自分だったらどうか、と揺さぶられ考えさせられる。「老い」が 何これおもしろい!自分の今年1位かも。「死」という一貫したテーマで、政治・警察・一般人・テロリストなどの要素の考えが各要素に絡み合って繋がり、自分だったらどうか、と揺さぶられ考えさせられる。「老い」がないのはいいけど「死」がないのは、死ぬまでは頑張ろう、と期限が無くて、ダラダラ過ごしそうで個人的には嫌。こんな近未来、リアル。「「母はHAVIそのものに、嫌悪感を持っていたみたいです。老いて衰えて死んでいく。人間の身体がそういうふうにできているってことは、そこになにか意味があるはずだって、よくいってました」」 …続きを読む
    ソルティ
    2021年01月08日
    384人がナイス!しています
  • 人間が老いる事なく100年生存出来る様になった日本で、100年を超えた時点でその者は人権を失い、処置、即ち死ななければならないと定める100年法を巡り政治、医療、貧困、そしてテロなどあれやらこれやら描かれ退屈 人間が老いる事なく100年生存出来る様になった日本で、100年を超えた時点でその者は人権を失い、処置、即ち死ななければならないと定める100年法を巡り政治、医療、貧困、そしてテロなどあれやらこれやら描かれ退屈しない。処置を受けるセンターの様子も詳細に描かれるがあくまで淡々とした筆致で。政治の分野では大統領制が敷かれ、独裁体制となってしまった中で、クーデターを狙う動きも現れ、医療面では原因不明の多臓器同時発ガンが問題視され、テロ組織の存在が明らかになり…ようやく半分。ちょっと気が遠くなってきたんだけど。 …続きを読む
    青乃108号
    2024年01月08日
    270人がナイス!しています
  • 初山田宗樹さん。タイトルから、何故か宗教の本だと思い込んでいたため、文庫になってから初めて手に取った。何でだろう法を法律の法だと思わなかった。こんな面白い本を見逃すとは、、、、。老化しない方法が出来た 初山田宗樹さん。タイトルから、何故か宗教の本だと思い込んでいたため、文庫になってから初めて手に取った。何でだろう法を法律の法だと思わなかった。こんな面白い本を見逃すとは、、、、。老化しない方法が出来たという想定がいい!それにより社会が、政治が、人生が、どう変わるかのシュミュレーション。国際関係の取り込みが弱いと感じたが、それ以外は、凄く面白い。生は、死があることで意味がある。それを、この不老が前提になった世界でどう扱うのか?下巻も楽しみ。 …続きを読む
    にいにい
    2015年04月10日
    150人がナイス!しています

powered by 読書メーター

著者紹介

山田 宗樹(やまだ・ むねき)

1965年愛知県生まれ。筑波大学大学院修了後、製薬会社で農薬の研究開発に従事。その後『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。
2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化され大ヒット作となる。
2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞を受賞。その他著作に『ジバク』『ギフテッド』など。

この著者の商品

最近チェックした商品