口入れ屋おふく 昨日みた夢

口入れ屋おふく 昨日みた夢

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年07月30日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784041019894

口入れ屋おふく 昨日みた夢

  • 著者 宇江佐 真理
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年07月30日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784041019894

金とは、夫婦とは、生きるとは何んだろう――痛快、江戸の人情お仕事小説!

逐電した夫への未練を断ち切れず、実家の口入れ屋「きまり屋」に出戻ったおふく。働きもので気立てのよいおふくは、駆り出される奉公先で様々な人生模様を目の当たりにし、一筋縄ではいかない人の世を学んでいく―― 逐電した夫への未練を断ち切れず、実家の口入れ屋「きまり屋」に出戻ったおふく。働きもので気立てのよいおふくは、駆り出される奉公先で様々な人生模様を目の当たりにし、一筋縄ではいかない人の世を学んでいく――

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「口入れ屋おふく 昨日みた夢」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 例によって勿体ないけど、えいや!っと目をつぶって書棚から引っ張り出して積読解消♪ 亭主が突然蒸発してしまった女房の葛藤の物語…と、簡単に言ってしまえばそれまでですが…しょうがないので実家の口入れ屋「きまり 例によって勿体ないけど、えいや!っと目をつぶって書棚から引っ張り出して積読解消♪ 亭主が突然蒸発してしまった女房の葛藤の物語…と、簡単に言ってしまえばそれまでですが…しょうがないので実家の口入れ屋「きまり屋」に出戻った主人公・おふく。色気より喰い気、働き者で気立てのよい彼女は助っ人女中(言ってみれば短期の派遣)として奉公先に出向くのはよしとして、派遣先の主 or おかみははどこもかしこも一筋縄ではいかなさそうな偏屈者揃い。それを何だかんだいなして、無難に仕事をこなすおふくのスキルは並じゃありません。→ …続きを読む
    もんらっしぇ
    2024年04月08日
    88人がナイス!しています
  • 図書館の本。他の、若い作家さんの時代物と続けて読んだせたいか、余計に宇江佐さんが沁みました。若い作家さんの作品もフレッシュで大満足だったのですが。若い作家さんの作品は、豊作の年の新茶のような、すっきり 図書館の本。他の、若い作家さんの時代物と続けて読んだせたいか、余計に宇江佐さんが沁みました。若い作家さんの作品もフレッシュで大満足だったのですが。若い作家さんの作品は、豊作の年の新茶のような、すっきりしつつも福福とした幸せな味わいなら、宇江佐さんの作品は緑茶…、苦味も渋味もある、奥行きのある深蒸し茶のような味わいで(⌒‐⌒)。おふくが女中奉公の度に味わうほろ苦さと、たまに登場する江戸の和菓子を食べる場面のコントラストが良い案配で、さすがは宇江佐さん、旨いなぁ~と唸らされました(ノ´∀`*)良かったです!! …続きを読む
    ねむねむあくび♪
    2016年04月17日
    80人がナイス!しています
  • 人材派遣は昭和の後半の新しい働き方だと思っていましたが、江戸時代にもありましたね。 短期の助っ人として駆り出された先での諸々が、まさに「家政婦は見た」なので、ちょっと笑ってしまいました。 短期だから我慢 人材派遣は昭和の後半の新しい働き方だと思っていましたが、江戸時代にもありましたね。 短期の助っ人として駆り出された先での諸々が、まさに「家政婦は見た」なので、ちょっと笑ってしまいました。 短期だから我慢できるというのも有りでしょうか。 呆れるような人々に驚きです。 給金を払わないという発想が不思議。 おふくさんが食いしん坊なところが好きでした。 イライラ、クヨクヨは美味しい物で(あっちいけポイ!)。 おかよさんが幸せになってて欲しいです。 …続きを読む
    ぶんこ
    2015年12月13日
    80人がナイス!しています

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