兎の眼

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年06月13日
判型:
新書判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784046313195
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兎の眼

  • 作 灰谷 健次郎
  • カバーイラスト 近藤 勝也
  • 本文イラスト YUME
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年06月13日
判型:
新書判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784046313195

落ちこぼれ? いいえ、タカラモノがいっぱいの子どもたちです!

新任の小谷先生が受け持ったのは、学校では全くしゃべらない少年、鉄三。そんな中、ちょっと変わった転校生・みな子も加わって、もう大変! みんなで悩みながら、「大切なモノ」を見つけていく、感動の物語! 新任の小谷先生が受け持ったのは、学校では全くしゃべらない少年、鉄三。そんな中、ちょっと変わった転校生・みな子も加わって、もう大変! みんなで悩みながら、「大切なモノ」を見つけていく、感動の物語!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「兎の眼」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 児童書。新任教師の小谷芙美先生は1年4組の担任をする。ゴミ処理場の中の作業員住宅に住む子供たちはいつも汚れていて、勉強も苦手。特に臼井鉄三は緘黙児で暴力的で、小谷先生は泣かされていた。小谷先生は鉄三と 児童書。新任教師の小谷芙美先生は1年4組の担任をする。ゴミ処理場の中の作業員住宅に住む子供たちはいつも汚れていて、勉強も苦手。特に臼井鉄三は緘黙児で暴力的で、小谷先生は泣かされていた。小谷先生は鉄三と向き合うことで、鉄三がハエの飼育に夢中とあることを知り、一緒に研究をしることで心を通じ合わせる。貧困問題、発達障碍のことなど今も昔も教育現場の悩みは変わらない。▽1974年に初版されたものだが、つばさ文庫版はイラストも魅力的でふりがなあり読みやすい。巻頭の登場人物紹介もいい。内容的には教員におすすめしたい。 …続きを読む
    ☆よいこ
    2021年05月20日
    87人がナイス!しています
  • ☆4 子供たちがピュアで泣ける。私が1年生のときはクラスメートのことにこんな一生懸命になるなんてなかったな。担任が大学出たての22歳だと経験云々よりもモンペにいじめられたりして本人のメンタルがやられないか ☆4 子供たちがピュアで泣ける。私が1年生のときはクラスメートのことにこんな一生懸命になるなんてなかったな。担任が大学出たての22歳だと経験云々よりもモンペにいじめられたりして本人のメンタルがやられないかがまず心配になっちゃうな。でも若いからこその情熱というかひたむきさもあるよね。これ子供の頃実家にあったんだけど(※購入者は母)大人になった今のほうがずっと心に響いた。いい本です。 …続きを読む
    たぬ
    2023年04月27日
    31人がナイス!しています
  • 高度経済成長期に書かれた本と聞いていたので、どんなに古めかしい本なのだろうと思っていたら、とても面白い本でした。 ごみ焼却施設で働いている家族と共に暮らすために、施設内で住んでいる子供たちと彼らを温か 高度経済成長期に書かれた本と聞いていたので、どんなに古めかしい本なのだろうと思っていたら、とても面白い本でした。 ごみ焼却施設で働いている家族と共に暮らすために、施設内で住んでいる子供たちと彼らを温かく見守る先生たちのお話です。 いろいろと特徴的な子供たちながらも、一人一人が楽しく全力に日々生きていて、心が温まりました。 …続きを読む
    エリク
    2019年09月24日
    23人がナイス!しています

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