かんかん橋を渡ったら

かんかん橋を渡ったら

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年03月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
576
ISBN:
9784041103579

かんかん橋を渡ったら

  • 著者 あさの あつこ
  • イラスト 加藤 美紀
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年03月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
576
ISBN:
9784041103579

あさのあつこが贈る、あたたかい涙と最高の応援ストーリーズ!

寂れた温泉町・津雲へと続くかんかん橋。菊ばあちゃんの嫁入り、出征、食堂『ののや』の真子達親子の別れ、多くを見送った今、町を容赦ない不況が襲う。それでも生き抜く女たちの、母なる強さと温かい涙の物語。 寂れた温泉町・津雲へと続くかんかん橋。菊ばあちゃんの嫁入り、出征、食堂『ののや』の真子達親子の別れ、多くを見送った今、町を容赦ない不況が襲う。それでも生き抜く女たちの、母なる強さと温かい涙の物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「かんかん橋を渡ったら」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ★★★☆☆17093 当方の懐かし話を。夏休みの思い出作りとして夜の温泉街でかき氷売りのアルバイトをした事あるんですよ。給金なんか要らないから数日間だけやらせて欲しいと押しかけた感じです。こんな事言ったら怒られ ★★★☆☆17093 当方の懐かし話を。夏休みの思い出作りとして夜の温泉街でかき氷売りのアルバイトをした事あるんですよ。給金なんか要らないから数日間だけやらせて欲しいと押しかけた感じです。こんな事言ったら怒られますけど気持ちはお店屋さんごっこ。楽しかった〜。近くにあるストリップ劇場の綺麗なお姉さん達とも仲良くなれたし(変な事はしてませんよ)温泉街の色んな人から可愛がってもらえました。この温泉街も今じゃ昔の様な活気は無くなってしまい、少し寂れてストリップ劇場も廃墟です。この作品を読んで思い出しました。 …続きを読む
    相田うえお
    2017年09月17日
    138人がナイス!しています
  • 核家族が一般的になった現代、自分の親、祖父母の若かった頃のことなど聞いたことがある人は少なくなっているかもしれない。そして自分の生まれた頃のことを知っていてくれる人がいるって嬉しいけどこそばゆいかもし 核家族が一般的になった現代、自分の親、祖父母の若かった頃のことなど聞いたことがある人は少なくなっているかもしれない。そして自分の生まれた頃のことを知っていてくれる人がいるって嬉しいけどこそばゆいかもしれないね。自分を弱虫だと思っている人ほど頑張りやさんで人に心の内を吐露したり涙を見せたりできない。そして優しい人ほど優しい言葉はかけないかもな。いつも通りに接してくれるのが優しさなのかも。かんかん橋は、人の思いの架け橋みたいだ。表紙も気に入りました。点訳したい1冊。 …続きを読む
    あつひめ
    2013年10月06日
    92人がナイス!しています
  • ののやの話も泣けたけれど、私は菊おばあちゃんの若い頃の話にとても感動して胸を打たれました。出征して帰ってこなかった者、夫は足が不自由で出征は免れたけれども幼馴染が次々戦争に取られて死んでいく中で自分だ ののやの話も泣けたけれど、私は菊おばあちゃんの若い頃の話にとても感動して胸を打たれました。出征して帰ってこなかった者、夫は足が不自由で出征は免れたけれども幼馴染が次々戦争に取られて死んでいく中で自分だけがおめおめと生きている。そのことで自分を責め、一生笑うこともなくなった。菊も義母も良かったと思っていたのに、本人は出征した者と同じように地獄を見ていた。戦後日本は長い間平和が続いているが戦争という地獄を忘れてはならないと思う。6編の話が入っていたが、どれも続きが気になる。『かんかん橋の向こう側』も読もう。 …続きを読む
    パフちゃん@かのん変更
    2016年04月25日
    76人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品