• 『微熱のように』は、美冬にふりまわされる主人公や男たちの気持ちが、なんかわかるような、わからないような？抗えない魅力のある人って、どこかにはいるのだろうなぁ。表題作は、背筋がぞっとする部分もあったけど 『微熱のように』は、美冬にふりまわされる主人公や男たちの気持ちが、なんかわかるような、わからないような？抗えない魅力のある人って、どこかにはいるのだろうなぁ。表題作は、背筋がぞっとする部分もあったけど、主人公の過去を思うと、悲しさばかりが残る…。 …続きを読む
  ぐりとぐら

  2024年02月15日
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• ﾐﾆｼｱﾀｰで短観映画を観るようなｽﾄｰﾘｰでした。絵もｼﾝﾌﾟﾙで綺麗でした。奈生や美冬のように人を困らせてまで欲望のままに自分の我を通す行き方をする人も世の中にはいるだろうな、と思いつつも理解も共感もできるかとい ﾐﾆｼｱﾀｰで短観映画を観るようなｽﾄｰﾘｰでした。絵もｼﾝﾌﾟﾙで綺麗でした。奈生や美冬のように人を困らせてまで欲望のままに自分の我を通す行き方をする人も世の中にはいるだろうな、と思いつつも理解も共感もできるかというと、私は無理だと思います。ﾅｲﾄ･ﾜｰｶｰの内容は痛々しくてままならない。ﾀｶｵのようなﾊﾟｰﾄﾅｰがﾏｻﾐのそばにいることが幸いだと思いました。 …続きを読む
  arianrhod

  2015年10月26日
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• 古本で購入。3話からなる中編『微熱のような』と、表題作にあたる短編をそれぞれ収録。ただエロティックと表現してよいのか戸惑うほど、恐ろしさと生々しさが勝る。つかみどころのない”怪物”も、この冷涼とも言える 古本で購入。3話からなる中編『微熱のような』と、表題作にあたる短編をそれぞれ収録。ただエロティックと表現してよいのか戸惑うほど、恐ろしさと生々しさが勝る。つかみどころのない”怪物”も、この冷涼とも言える筆致で淡々と描くからこそ、その狂気性が強まっていると感じる。虚構ではなく実話と錯覚するような、ストーリーはいかにも現実に潜み得る「闇」に焦点を当てたものだと言える。だからこそ、こんなにも恐ろしいのか……。「もう 戻れないところに　わたしは 来てしまった」 …続きを読む
  s_s

  2022年06月06日
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