路地裏の資本主義

路地裏の資本主義

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

作品特設サイト
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年09月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
236
ISBN:
9784047316423

路地裏の資本主義

  • 著者 平川 克美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年09月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
236
ISBN:
9784047316423

路地裏や商店街を歩けば見えてくる、人口減少時代を迎えた日本の針路

会社経営者であり、今年から喫茶店の店主にもなった著者。仕事場も自宅も癒しの場も半径1km以内の著者が、商店街や路地裏を歩きながら、身近な経済を通して現代社会の問題点と日本の将来のあり方を考察する。 会社経営者であり、今年から喫茶店の店主にもなった著者。仕事場も自宅も癒しの場も半径1km以内の著者が、商店街や路地裏を歩きながら、身近な経済を通して現代社会の問題点と日本の将来のあり方を考察する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「路地裏の資本主義」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • >『路地裏の資本主義』は、わたしたちが今生きている、資本主義生産様式の世界を、肌身に感じるやり方で理解したいという思いから名付けられたもの……成熟した資本主義国家の常として、市場が飽和し、人口が減少し、 >『路地裏の資本主義』は、わたしたちが今生きている、資本主義生産様式の世界を、肌身に感じるやり方で理解したいという思いから名付けられたもの……成熟した資本主義国家の常として、市場が飽和し、人口が減少し、自然過程としての経済成長が望めなくなった今……経済が停滞してから生まれてきた若い人たちの中から、生き延びるための共生へと向かう人たちが現れてきています。シェアハウスという共有空間で暮らす、NPOを働き場所として選ぶ、あるいは地方で生きるという選択も志向され始めています。足下に定常経済は見出せるはずです……。 …続きを読む
    KAKAPO
    2020年05月07日
    30人がナイス!しています
  • 資本主義とは、貨幣の万能性に対する信仰の上に成立する社会経済システム(38頁)。その通貨が信じられなくなれば、 暴落するし、他の通貨に換える。円という通貨が未来永劫とは思えない。東アジア共通通貨すらない 資本主義とは、貨幣の万能性に対する信仰の上に成立する社会経済システム(38頁)。その通貨が信じられなくなれば、 暴落するし、他の通貨に換える。円という通貨が未来永劫とは思えない。東アジア共通通貨すらないのだから、これから 先不安だと思う。今後の不安は、テロの標的や戦争に巻き込まれるとかありそうだが、既得権益を手放せない、行革の 言葉がどこかに行ってしまったので、益々、格差も広がると思う。贅沢な人がいて4割が将来不安、死ぬまで働かなけれ ばならない社会は早晩滅びるのではないか? …続きを読む
    壱萬弐仟縁
    2015年03月26日
    28人がナイス!しています
  • 地に足の着いた生活者として、平川さんが考えていることを率直に綴った文章だと思う。何か、もの悲しくもあり、懐かしさも感じる、雰囲気のある文章だ。資本主義はもう行きつくところに来た。平川さんが感じている「 地に足の着いた生活者として、平川さんが考えていることを率直に綴った文章だと思う。何か、もの悲しくもあり、懐かしさも感じる、雰囲気のある文章だ。資本主義はもう行きつくところに来た。平川さんが感じている「違和感」、分かるような気がする。英国の経済学者が予言した経済の「定常状態」は、日本には訪れなかった。では、これからどうするか? …続きを読む
    とよぽん
    2018年04月07日
    26人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品