• 確かに切ないよね。でも後味は悪くないし、納得もできる。十三歳の貴樹と明里の雪のように真っ白な純粋さが、どこまで続くのかを気にしながら読んでいたのですが… やはり人っていうのは変わっていく生き物なんですね 確かに切ないよね。でも後味は悪くないし、納得もできる。十三歳の貴樹と明里の雪のように真っ白な純粋さが、どこまで続くのかを気にしながら読んでいたのですが… やはり人っていうのは変わっていく生き物なんですね。いや、実質変わっているのじゃないんだろうけど、心に隙間や傷があっても、もがきながら悩みながらも現在に順応していけるってことね！でも大切と認めた想い出はリアルに思い起こせる… それまでの自分のダメなとこを含めて自分に胸を張れて初めて、過去に向かって“大丈夫だよ”って言えるよね！とても綺麗な作品でした。 …続きを読む
  Shinji

  2015年09月22日
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• 読んでいる間じゅう、頭の中を山崎まさよしの"one more time one more chance"が流れまくる。「言えなかった『すき』という言葉も」。それは本当に奇跡のような出会いと別れ。いつも空から俯瞰しているような彼。彼 読んでいる間じゅう、頭の中を山崎まさよしの"one more time one more chance"が流れまくる。「言えなかった『すき』という言葉も」。それは本当に奇跡のような出会いと別れ。いつも空から俯瞰しているような彼。彼女以外の女の子たちはそれ以上近づくことができないのをわかってしまうんだろう。この別離、喪失感、切なさ全開っぷりがツボです。新海誠はその絵も美しいが、言葉で作る世界も繊細で優しくて美しい。 …続きを読む
  Mumiu

  2017年06月15日
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• アニメが原作と読むときに教えてもらいました。読み初めて、綺麗な情景の描写に納得。小学生の貴樹と明里の出会い、転校による別れ、一夜の再会。そしてその後の貴樹が、高校生、社会人になって…というストーリー。1 アニメが原作と読むときに教えてもらいました。読み初めて、綺麗な情景の描写に納得。小学生の貴樹と明里の出会い、転校による別れ、一夜の再会。そしてその後の貴樹が、高校生、社会人になって…というストーリー。10代のときに、この本を読んでたら今と違うことを感じられたんじゃないかなと思いました。雨の落ちる速度、雲の落ちる速度、桜の花びらの落ちる速度。知識の交換をしあうことで、お互いや社会との繋がりを深めようという姿が描かれていたプロローグが、すごく心に残った。アニメのDVDも探してみます(*^^*) …続きを読む
  きっしぃ

  2016年07月22日
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