消えてなくなっても

消えてなくなっても

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年03月07日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784040663517

消えてなくなっても

  • 著者 椰月 美智子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年03月07日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784040663517

本年度、泣ける小説、ナンバー1!

あおのは、ストレス性の病を抱え、神話伝説の残る山にあるキシダ治療院で暮らすことに。そこにはつきのという同年代の同じように両親を幼いころに亡くした女の子が居候していた。二人を結びつけた運命とは。 あおのは、ストレス性の病を抱え、神話伝説の残る山にあるキシダ治療院で暮らすことに。そこにはつきのという同年代の同じように両親を幼いころに亡くした女の子が居候していた。二人を結びつけた運命とは。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「消えてなくなっても」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • あおのとつきのが手を繋いでいたのはそういうことだったんだと表紙を見て納得。そう、そこにあったのは記憶の共有。「夏ってさあ、隠し事ができないような気がするのよね」あけっぴろげで全部の色が濃くて。わかる? あおのとつきのが手を繋いでいたのはそういうことだったんだと表紙を見て納得。そう、そこにあったのは記憶の共有。「夏ってさあ、隠し事ができないような気がするのよね」あけっぴろげで全部の色が濃くて。わかる?この感じ――月の満ち欠け、空の青に季節の移ろい。登場人物皆が感性豊かで想いの一つ一つが美しい。こんな最期を迎えるなんてきっと二人も想像なんてしていなかった。最も悲しい結末を二人手を繋いで迎える姿は夏の中だからか泣きたくなるほど鮮やかで。時間切れ――思いもよらぬ再会を果たした今消えていく。そして夏が、終わる。 …続きを読む
    優愛
    2015年03月26日
    188人がナイス!しています
  • この終わり方は(予感はしつつも)驚いたけど好きではない。 この終わり方は(予感はしつつも)驚いたけど好きではない。
    takaC
    2016年04月03日
    164人がナイス!しています
  • ダヴィンチで「絶賛の嵐‼︎」って広告を見て読んだ本。◆季節がピッタリだったから、気温の変化や、澄んだ空気が感じられてそれは良かったんだけど、ファンタジーって難しい。もう自分の想像力の限界を感じてしまって ダヴィンチで「絶賛の嵐‼︎」って広告を見て読んだ本。◆季節がピッタリだったから、気温の変化や、澄んだ空気が感じられてそれは良かったんだけど、ファンタジーって難しい。もう自分の想像力の限界を感じてしまって、オトナになっちゃったのかなぁとガッカリする笑。それとも好みの問題で、単純にリアリティがあるほうがすきなのかな。◆なんとなく前に読んだ「忘れ物が届きます」に雰囲気が似てた。装丁も。◆あおのとつきの。やわらかくてキレイな名前。兄弟な上、既に亡くなってたなんて、最後が畳み掛けるようなバタバタした展開だったかな。 …続きを読む
    ☆ぉりん☆
    2015年08月22日
    156人がナイス!しています

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著者紹介

椰月 美智子(やづき・みちこ)

1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞してデビュー。『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞を受賞。著書に『フリン』『るり姉』『消えてなくなっても』『伶也と』『14歳の水平線』『その青の、その先の、』などがある。

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