山の霊異記 ヒュッテは夜嗤う

山の霊異記 ヒュッテは夜嗤う

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840151993

山の霊異記 ヒュッテは夜嗤う

  • 著者 安曇 潤平
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840151993

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「山の霊異記 ヒュッテは夜嗤う」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2作目をすっ飛ばしての3作目。今回は怖い話もあったけれど、不思議な話が多かった気がします。作者自身の話だけではなく、他の方の体験談もあるようなのですが、一人称で書かれているので区別しづらいです。山行きは 2作目をすっ飛ばしての3作目。今回は怖い話もあったけれど、不思議な話が多かった気がします。作者自身の話だけではなく、他の方の体験談もあるようなのですが、一人称で書かれているので区別しづらいです。山行きは、一人じゃ怖そうだとまたしても思いました。 …続きを読む
    かおりんご
    2015年11月01日
    43人がナイス!しています
  • 山に特化した実話怪談集三冊目。というより明らかに創作とわかる方向にシフトしているような…このシリーズ。特に最後の方「終焉の山」とか「千人の山」は明らかにいい話に持っていこうとしているように思える。ただ 山に特化した実話怪談集三冊目。というより明らかに創作とわかる方向にシフトしているような…このシリーズ。特に最後の方「終焉の山」とか「千人の山」は明らかにいい話に持っていこうとしているように思える。ただ怪談としてはあまり怖くはないのだが、この人の作品を読んでいると、ふと山道で見た春の野花とか登りながら嗅いだ草いきれだとかを思い出してしまい、また山に登ってみたくなる。山を愛しているのが文章から伝わってくるのかなあ。一度この著者の書いた山岳紀行文とかを読んでみたくなった。 …続きを読む
    HANA
    2013年07月13日
    38人がナイス!しています
  • 山の空気感たっぷりの実話怪談集。「豹変の山」はいきなり人が変わってしまう怖さ。「猫の山」「鹿乃牧温泉」「仙人の山」など動物のお話も多かった。基本作者が体験したことだと思っていたのに「実を言えばこの本の 山の空気感たっぷりの実話怪談集。「豹変の山」はいきなり人が変わってしまう怖さ。「猫の山」「鹿乃牧温泉」「仙人の山」など動物のお話も多かった。基本作者が体験したことだと思っていたのに「実を言えばこの本の中にも自分のの体験談はほとんどないのである」とあとがきにあって、何~!と。しかし同じあとがきで、単独行のテントで外から伸びた手に両足を捕まれ引きずられる恐怖体験をしたのに「おめえにつきあっている暇はねえんだよ。とにかく眠らなきゃいけないんだ。頼むからほっといてくれよ!」って一喝、霊に謝られた話は笑った。 …続きを読む
    ネムコ
    2017年03月07日
    36人がナイス!しています

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