怪異実聞録 なまなりさん

怪異実聞録 なまなりさん

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年06月15日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840118682

怪異実聞録 なまなりさん

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年06月15日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840118682

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「怪異実聞録 なまなりさん」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • これ、ほんとに実話なのか。とんでもなく凄まじいこの恨み、呪い。成仏させられることすら拒むって、ちょっと言葉を失う。恨まれる側の完全な自業自得なんだけれど、先祖からの因縁がさらに事態を恐ろしいものにして これ、ほんとに実話なのか。とんでもなく凄まじいこの恨み、呪い。成仏させられることすら拒むって、ちょっと言葉を失う。恨まれる側の完全な自業自得なんだけれど、先祖からの因縁がさらに事態を恐ろしいものにしている。事件の顛末の最期、火事の場面はあの八つ墓村の映画のラストを彷彿とさせる。「なまなり」という言葉の語感もどうにも気持ち悪い。でも小野不由美さんや郷内心瞳さんの文章力には敵わないかな。あの『残穢』や『花嫁の家』ほどの恐怖は感じずに読了。 …続きを読む
    みっちゃん
    2023年02月09日
    162人がナイス!しています
  • 《図書館》読み友さんからオススメして頂いた一冊。すっごく怖くて一気読み。怨み嫉み、やっぱり人間って怖い。読み友さん、オススメして頂きありがとうございました。 《図書館》読み友さんからオススメして頂いた一冊。すっごく怖くて一気読み。怨み嫉み、やっぱり人間って怖い。読み友さん、オススメして頂きありがとうございました。
    ゆみきーにゃ
    2015年03月12日
    69人がナイス!しています
  • なまなりさんと呼ばれる新潟地方に伝わる怪異伝承。 あるカップルを嫉妬からイジメ、蠱と呼ばれる呪いを持って陥れる二人の美人の双子。その呪いから二人を呪い自ら命を断った沙代子。その呪詛に双子は長年苦しむこ なまなりさんと呼ばれる新潟地方に伝わる怪異伝承。 あるカップルを嫉妬からイジメ、蠱と呼ばれる呪いを持って陥れる二人の美人の双子。その呪いから二人を呪い自ら命を断った沙代子。その呪詛に双子は長年苦しむこととなる。 話の流れからすると、対象は呪いの対象となった双子だけではなく、それに関わる者に伝播していく感じっぽい。 人を呪わば穴二つ。双子にとってはまさにと言う感じだが、沙代子に関してはその比ではないくらいの怨念を残しているので、鬼と化し現代を彷徨い続けるのだろうか。短いのもあり一気読みでした。 …続きを読む
    suzuro@低浮上
    2019年11月30日
    61人がナイス!しています

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