光炎の人[上]

技術の発展は、善か悪か――。直木賞作家が放つ問題作!

  • 著者 木内 昇
  • 定価  円(本体円+税)
  • 発売日:2016年08月31日

技術の発展は、善か悪か――。直木賞作家が放つ問題作!

時は明治。徳島の貧しい葉煙草農家に生まれた少年・音三郎の運命を変えたのは、電気との出会いだった。朝から晩まで一家総出で働けども、食べられるのは麦飯だけ。暮らし向きがよくなる兆しはいっこうにない。機械の力を借りれば、この重労働が軽減されるに違いない。みなの暮らしを楽にしたい――。「電気は必ず世を変える」という確信を胸に、少年は大阪へ渡る決心をする。

おすすめコメント

人の生んだ技術が、人を照らし、人を呑み込んでいく現代に問いかける大作。
――中江有里氏(女優・作家)

電気技術に魅せられた一人の技師の光と闇を描く重厚な作品。スリリングな展開で一気に読んでしまいました。
――山本博文氏(東京大学史料編纂所教授)

著者紹介

木内 昇(きうち・のぼり)

1967年生まれ。出版社勤務を経て、2004年『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。08年『茗荷谷の猫』が話題となり、09年早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、11年『漂砂のうたう』で直木賞、14年『櫛挽道守』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞。他の小説作品に『浮世女房洒落日記』『笑い三年、泣き三月。』『ある男』『よこまち余話』、エッセイに『みちくさ道中』などがある。

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