「おじさん」的思考

「おじさん」的思考

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043707058
label

「おじさん」的思考

  • 著者 内田 樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043707058

急変する時代の下で、成熟した大人として生きるための必読テキスト!

こつこつ働き、家庭を愛し、正義を信じ、民主主義を守る――今や時代遅れとされる「正しいおじさんとしての常識」を擁護しつつ思想体系を整備し、成熟した大人になるための思考方法を綴る、知的エッセイ。 こつこつ働き、家庭を愛し、正義を信じ、民主主義を守る――今や時代遅れとされる「正しいおじさんとしての常識」を擁護しつつ思想体系を整備し、成熟した大人になるための思考方法を綴る、知的エッセイ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

同じシリーズの作品

「「おじさん」的思考」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初期のエッセイには内田センセイのモノの見方のエッセンスが凝縮されており、読みやすいですね。「私は『私』の多重人格の一つにすぎない」ことを自覚するのが「大人」。親であることの本質は、わが子についての責任 初期のエッセイには内田センセイのモノの見方のエッセンスが凝縮されており、読みやすいですね。「私は『私』の多重人格の一つにすぎない」ことを自覚するのが「大人」。親であることの本質は、わが子についての責任をほかの誰にも先んじて引き受けること。そして、すべての友達に告げてきた言葉「金なら貸すぞ。夜露がしのげる場所がなければ家においで」。…。わが身を振り返りつつ、「おじさん」も捨てたものではありません(笑)。 …続きを読む
    おさむ
    2016年03月21日
    50人がナイス!しています
  • おばさんも読んでみた。日頃何気なく過ぎて行く事に対して鋭い批判と分析をしている。おじさん的っていうか、思考がとっても哲学的でこんな見方をするのだと感心して新鮮だった。 おばさんも読んでみた。日頃何気なく過ぎて行く事に対して鋭い批判と分析をしている。おじさん的っていうか、思考がとっても哲学的でこんな見方をするのだと感心して新鮮だった。
    やっち@カープ女子
    2016年03月19日
    35人がナイス!しています
  • 「正しいおじさんたち」がこれまで信じてきたもの、それはたしかに十分に説得的ではなかったし、歴史的風雪にも耐えられなかった。しかし、それを棄ててしまったあと、いったい何を信じることができるのだろう。どれ 「正しいおじさんたち」がこれまで信じてきたもの、それはたしかに十分に説得的ではなかったし、歴史的風雪にも耐えられなかった。しかし、それを棄ててしまったあと、いったい何を信じることができるのだろう。どれほど脆弱なモラルであろうとも、「おじさん」たちが有り金を賭けることのできるどんなモラルが他にあるというのだろう。/モラルの価値は、その内部に自存するわけではない。それに張られた賭け金の総額がモラルの市場価値を形成するのである。/ならば、もう一度、「不在のモラル」に賭け金を置いてみないか/unlimitedにて …続きを読む
    樋口佳之
    2019年06月12日
    30人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品