保守の遺言

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年05月07日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
208
ISBN:
9784047102408

保守の遺言

  • 著者 中曽根 康弘
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年05月07日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
208
ISBN:
9784047102408

今こそ、保守のあり方を問う!

2009年夏の衆議院選挙の自民党大敗後、”保守主義”のあるべき姿が問われている。国際政治と伝統主義をともに重んじ、時代とともに発展する中曽根流”新保守主義”を今こそ学ぶ。 2009年夏の衆議院選挙の自民党大敗後、”保守主義”のあるべき姿が問われている。国際政治と伝統主義をともに重んじ、時代とともに発展する中曽根流”新保守主義”を今こそ学ぶ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「保守の遺言」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 国政が行うべきことは、外交、国防、教育と言い切る真っ向からの保守論です。対米に強いとの印象でしたが、日中韓の三カ国首脳会議の制度化の提言などアジアを重視せよとの論陣が印象的。自由と民主は対立概念であり 国政が行うべきことは、外交、国防、教育と言い切る真っ向からの保守論です。対米に強いとの印象でしたが、日中韓の三カ国首脳会議の制度化の提言などアジアを重視せよとの論陣が印象的。自由と民主は対立概念であり、小泉政権での新自由主義を批判しているのが興味深い。改憲論と集団的自衛権の行使は、制度上の歯止めを施ししっかりとした文民統制をすることで安全に運用できる、とはまだまだ不安を感じます。民主党の三頭政治はあっけなく瓦解してしまいましたが、現在の自民党が保守であり続けられるのかは気になるところです。 …続きを読む
    太田青磁
    2013年06月18日
    8人がナイス!しています
  • 右派としての改憲論は好きじゃないけれど、奥行きのある元首相としての中曽根康弘は評価されるに値する人物なのかなという印象。同じように政界を丁寧に生き抜いてきた人でも海部俊樹よりも上手にみえる。民主主義論 右派としての改憲論は好きじゃないけれど、奥行きのある元首相としての中曽根康弘は評価されるに値する人物なのかなという印象。同じように政界を丁寧に生き抜いてきた人でも海部俊樹よりも上手にみえる。民主主義論については同意できるところもあった。与党野党のプロレス政治から脱却してほしい。というか、政治方面、芸能方面でのマスメディアの無能さがここまで露呈しててもどうにもならなさそうなうちの国、情けなさすぎんか? …続きを読む
    🍭
    2023年09月11日
    6人がナイス!しています
  • 流石に一流の人。政治家としての矜持を感じる。憲法改正案もすべての文章から日本を感じる素晴しい内容だ。外交面が強調されることが多い氏だが、土光臨調に代表されるように内政面も凄い。氏は変えることのプロなの 流石に一流の人。政治家としての矜持を感じる。憲法改正案もすべての文章から日本を感じる素晴しい内容だ。外交面が強調されることが多い氏だが、土光臨調に代表されるように内政面も凄い。氏は変えることのプロなのだ。しかし「変えた過ぎ」の感は否めない。治安維持法が天下の悪法へと変わっていった様に僅かな綻びを悪用する人間は存在する。憲法は固すぎるくらいで丁度よい。戦争を放棄していたって、自衛隊は存在し、戦地に赴いているのだから。氏は一流だが後の政治家が一流とは限らない。そういった視点が氏には欠けていると感じた。 …続きを読む
    よし
    2015年04月14日
    6人がナイス!しています

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